【感想・ネタバレ】ホロコーストを次世代に伝える アウシュヴィッツ・ミュージアムのガイドとしてのレビュー

あらすじ

ナチス・ドイツにより110万人以上の人びとが殺されたアウシュヴィッツ強制収容所.その跡地に建つミュージアムは,1947年の創立から現在に至るまで一貫してホロコーストの歴史を伝達してきた.唯一の日本語公認ガイドである著者が,日々の活動や見学者たちとの対話を通して,今の時代に歴史を伝達することの意味を考える.

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Posted by ブクログ

アウシュビッツ訪問を考えているため読んだ。

いろんな感情があるのかないのか、入り乱れて言葉にならない...

人を民族や何かで線引きして、それだけの理由で、殺されてしまっていた、
民主主義で選ばれた政府の方針で。
思考停止して周りに流されないよう、歴史を学んでどうすれば同じことを繰り返さないのか考えよう。

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2019年09月29日

Posted by ブクログ

アウシュヴィッツの日本人ガイドとして『戦争』を世に伝える為にはどうしたら良いか思いが綴られています。私は去年実際にポーランドに足を運び、著者の中谷さんのお話を聞きました。
日本の戦争と世界の戦争を比べる事に意味があるのではなく、残酷な戦争が二度と起こらないようにするにはどうしたらいいかが大事。
自分は日本の歴史が元々苦手で、世界史に目を向けて調べる事が多かった。
日本は生き残れた大切な命を、自害や特攻で尊い命がなくなった。ずっと無駄にしてると感じていた。
これに対して批判していた時もあったが、根本はそこじゃない!とこの本を読んで感じました。
批判するのは簡単で、そんな所にいた自分が恥ずかしくなりました。
戦争経験者がどんどん少なくなり、関心ももちろん薄れていく。けど経験者が残したメッセージや本当に伝えたかった事を後世にどう残していくか、自分も考えてみようと思います。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「嘆き悲しむのではなく、どうしてこんなことが起こったのか考えていきましょう。二度と同じ過ちを犯さないように」
この本を読むとても悲しくなる反面、頼もしい人たちを知ることもできる。人間が薄々持っている差別意識を徹底して表面化させたヒットラー。中谷さんが「僕の話を受動的に聞いている皆さんは既に僕に支配されています」とおっしゃっていたのが印象的だった。
少なくとも、ナチの被害者でない人々が、客観的に考えていかないと。

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2017年02月15日

Posted by ブクログ

〇日本人として、ポーランドのことを・ホロコーストのことをどれくらい伝えられるのか
この本はアウシュヴィッツ博物館の内容と、筆者がガイドとしてアウシュヴィッツ博物館に関わってきた中で感じたことを2章に渡ってまとめている。

第二次世界大戦中にドイツ占領下となったポーランドで、ユダヤ人を即座に処分する「強制収容所」として建てられたのがこのアウシュヴィッツ強制収容所です。その収容所でのユダヤ人の扱いは、描写するにはひどすぎる。よく、見てもいないのにこんなにもありありと、しかもイメージの沸くように書かれているのだろう。

日本人がアウシュヴィッツの博物館を案内するなんてどういうことなのか、と思ってはいたが、きっかけは意外と小さいころに経験した講演会だった。小さなきっかけでもいいのだ。ポーランド人でも当時の状況がもうわからない世代だ。
どのくらい、昔のことを理解しようとし、寄り添おうとし、見学に来た人に対して問いかけたり投げかけたり、ときには感じたことを受け取ったり・・・と、なんとなく当たり前だと思ってしまいそうだが、意外と苦になるものだ。
それほど筆者はポーランド人と日本人の違いも理解しつつ、来てくれた人への最大満足を試行錯誤しながらガイドをし、この本を書き上げたのだと思う。

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2016年12月31日

Posted by ブクログ

アウシュビッツは昔行った。日本人としてガイドとして頑張ってもらいたい。ここでの歴史は忘れてはいけない。忘れないことが人類最大の責任です。
二度とこういうことを起こさないこと。人間の強さ、弱さあらゆることを感じる。

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2009年10月07日

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