あらすじ
◆マッキンゼーで叩き込まれた「超速フレームワーク仕事術」マッキンゼー時代、徹底的に叩き込まれたのが、本書で紹介するフレームワークでした。フレームワークとは「思考の枠組み」のこと。フレームワークを使うと、1)分析・検証の精度が上がる2)意志決定が迅速になる3)論理的に伝えられるようになるといったメリットがあり、効率的に問題解決をしたり、生産性をアップさせることも可能になります。私は、フレームワークを完全に自分の武器としてから、飛躍的に仕事の「スピード」と「質」が上がりました。◆本当に使える20の鉄板フレームワーク本書は、私が実際に使ってきた、実用性・汎用性が高いフレームワークばかりを厳選紹介。まずは自分に必要なフレームワークを見つけ、徹底的に使い込んでみてください。思考力や行動力が磨かれていくのを実感できるはずです。 ――大嶋祥誉
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
【この本を読んだきっかけ】
・適切&素早く課題を解決できるようになりたい。
・課題の本質を的確にとらえられるようになりたい。
・質&量ともに高いアイデアを出せるようになりたい。
【概要】
その時々の環境や相手によって適切なフレームワークを活用することで思考力が活性化する。その結果、仕事のスピードと質の向上につながる。
本書では「問題解決」、「マーケティング」、「目標達成」における思考のフレームワークの使い方を学ぶことが出来る。
【感想】
「こういうフレームワークがあるんだなー」程度で理解することができた。「思考力を高める」とか「わかりやすく伝える」系のスキルは本を読んで一朝一夕で身につくものではない。トライ&エラーを繰り返すことで、無意識有能レベルで実践できるようになると思っているので、学んだスキルを今後どう生活に活かしていくかが大切だと思う。生活に活かしていきやすいように、イメージしやすい活用例が具体的に載っているのが良書だと思うが、この本はその点がやや物足りなかった。また、取り上げている課題のレベル感があまり高いとは感じられず、もっとリアリティのあってフレームワークを活用して思考を整理したからこそ課題が解決できたというような事例を取り上げていてほしかった。
【この本から得た学び】
・イシュー(もっとも重要な課題)を浮かび上がらせ、解決するべき問題を定める。
・筋の良い仮説が問題解決の成否を決める。筋の良い仮説を立てるためには事実ベースで現状を分析する必要があり、事実を把握するには1次情報から情報を得る。
・経験学習サイクルで最も重要なのは「省察」。分析を繰り返し、あきらめずに考えることで素晴らしいアイデアや仮説が生まれる。
・物事を伝えるときは多くもなく少なくもない「3乗の魔力」を使う。3つの根拠で説得度が増す。