あらすじ
桜の花も散った四月。神楽坂の一軒家で殺人事件が発生し、一報を受けた警視庁捜査一課の児島要警部補は現場へ急行した。被害者・岩崎康介の全身には六箇所の刺し傷があり、怨恨の線が疑われた。児島は同僚の立山加奈子巡査部長と捜査にあたることとなり、第一発見者でもある被害者の妻・岩崎桃子への事情聴取へと向かうのだが……。「公安捜査」シリーズの著者が書き下ろしで贈る、迫真の警察小説!
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Posted by ブクログ
公安捜査シリーズから、児島 要を主人公にしたスピンオフ作品。
熱血漢児島の魅力が十分に発揮され、安心して読めた。
前回シリーズで妻が亡くなり、強行犯3係もメンバーが変わった。
何がいいって、事件解決よりも児島に関わる周りの仲間や上司、今回は特に、丸井係長と国村管理官がいい味を出していた。
その一方、鹿取の存在を控えめにした分、物足りなさを感じた反面、敢えて児島1人に焦点を当てたところが作者の狙いか・・・
どちらにしても、言葉の裏に潜む感情や児島の眼差しに、好感がもて、読後感も心地よかった。
Posted by ブクログ
公安シリーズ最初から大好きな児島要を主人公にしたスピンオフ?
安心して読めるので、是非シリーズ化して欲しいのだけど…
公安シリーズ読んでなくても、単独で楽しめる作品。