【感想・ネタバレ】本当は嘘つきな統計数字のレビュー

あらすじ

年間セックス回数が世界最下位なのは日本――英国コンドームメーカーによる調査で驚きの結果が出た。男も女も世界中が気になるセックス問題。だが日本人は回 数を実際より少なく申告しがちだし、ラテンの国はその逆だ。性に関する調査は、協力者が本当のことを言わない確率がきわめて高いのだ。その他、協力者の選 び方次第で結果が正反対になる世論調査、初めに結論ありきで試算される経済統計等々、統計数字にひそむ嘘を即座に見抜けるようになる一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世の中には多くある統計データが実は信用ならない部分があるということを示した本。

本著では統計のデータを見る際、以下のようなことに気を付けよと言っている。
1選び出されたサンプルが母集団を反映しているか?
2調査方法がどのような方法になっているのか?
3確率にバイアスがかかっていないか?
4研究者自身が何かしらの考えに偏りを持っていないか?
個人的には2,4が重要ではないかなと思った。最近のニュース等を見ていると、こういう結論にしたいという思いで、データを集めている気がする。そりゃ、このアンケートに答えるって時点で偏りがあるよみたいな。

内容としては目新しいことはあまりなかったものの、分かりやすく、統計を注意深く見ようという気にはなった。ただ、具体例をただ列挙している部分もあったので、少し退屈でもあった。

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2014年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

統計データにはそれぞれ特有のバイアス(偏向)がある。より正確なデータ分析・解釈を可能とするために、「誰がどのような目的で何を調査したのか」ということをふまえ、統計データを読むこと。サンプル調査では、母集団の質が重要。自分自身が「確証バイアス」に支配されないように注意する。 
ベイズ統計学
フレーミング効果

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2012年03月02日

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