あらすじ
※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing ( https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12716-9)も合わせてご覧ください。
令和2年改正個人情報保護法の全面施行が令和4年4月となり,その内容について,個人情報の利活用を行うすべての企業や個人に理解が求められています。本書は,法律家ではない一般の方にわかりやすく,個人情報保護とはなにか,生活者にどうかかわるか,取り扱うときは何に注意が必要か,どんな罰則があるのかなど,全体を俯瞰しながら解説します。
cookieの同意取得やGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則),マスキングデータの提供と提供元基準,クラウド利用と第三者提供についてなどもケーススタディをまじえて紹介。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
法律の全体像を知りたいと思って購入
難しそうな専門用語ばかりと覚悟していたのですが、左ページに文章、右ページに図表という分かりやすい構成だったので、とても良かったです。
Posted by ブクログ
とても勉強になった。ページ数は多くないのに、痒いところに手が届く記載が多い。法律の全体構造を図等を用いて分かりやすく説明しつつ、ピンポイントでの実務上のアドバイスがあるのがいい。巻末のケーススタディも、プライバシーポリシーの位置付け、クッキー、位置情報、クラウドストレージ、GDPRをはじめとする海外法など、実務上気になるトピックが多く、読んでいて非常に面白かった。
Posted by ブクログ
最近アツい。マイナポイント申請手続きの中で、マイナンバーの登録口座が誤って他人口座と結びつけられるトラブルを受け、個人情報保護委員会が、デジタル庁に対して、行政指導する旨のニュースなどなど。
よう分からんままcookieのボタンクリックして生きてきたよね、、。
情報公開制度と併せて勉強したい。
Posted by ブクログ
コンパクトにまとまっていて、私がさらっと何冊かめくった個人情報保護の本の中では一番読みやすかったと思います。
それでも60分より時間かかりましたけど。(笑)
カラーですし、よいです。
同僚たちと一緒に買いまして、勉強会に使用しています。
Posted by ブクログ
60分では読み切れない内容だが、素人には必要十分な内容が詰まっていると思う。
Part1で、個人情報保護法が制定された背景と、これまでの歴史などについてまとめている。
Part2で、定義と規則として、プライバシーの関係、ライフサイクルや仮名・匿名加工情報等について説明している。
Part3で、個人情報取得時の目的の明治、漏洩時の扱いについてまとめ、Part4では個人情報の第三者提供「オプトアウト」や外国との関係をまとめている。
Part5では、保有個人データの守り方、Part6では個人情報保護委員会等の執行や罰則について、Part7はケーススタディについてまとめている。
全体像を理解するには2P見開きでコンパクトな本だとは思うが、読み手によっては分量が多いと感じる(字が小さい)と感じると思った。悪くはない本だとは思う。
Posted by ブクログ
60分で読み切るのは無理でしたが、辞書的に使えば可能です。自分にとって参考になったのは
個人情報(特定の個人を識別できるもの。)
個人データ(データベース等を構成する個人情報)
保有個人データ(開示等の制限を有する個人データ)
の違い。*上のものは下のものを包含する。
クッキーが個人情報として規制がかかるのかどうか。
クッキーそのものは個人情報に当たらないが、会員情報などと紐付けることで特定の個人を識別できる場合は個人情報となる。
クラウドサービスの利用が運営者への個人データ提供となるかどうか。
クラウドサービス事業者(CSP)が個人データを取り扱わないとなっている場合はCSPに対する個人データ提供にはあたらない。