【感想・ネタバレ】願わくは、鳩のごとくにのレビュー

880円 (税込)
440円 (税込) 12月31日まで

2pt

あらすじ

家族とは父子の関係だけではない。人は必ず、引き継がれ繋がって形成されている。わたしたちは決してひとりではない。―その真実に思いを至らせる、珠玉の長篇家族物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが山田太一が薦めるだけあって良書。面白かった。
言わずとしれた”北の国から”の演出家。
60近くになって30歳年下の女性(自分の息子より若くてお嫁さんの両親よりも年上って)と結婚してそっから3人の子どもに恵まれるなんて、そりゃあ、連れてたらお孫さんって言うよね。
そのエピソードを面白く、ねずみの攻防は気味悪く面白おかしく、いとこの女性が変死した話しは感慨深く、(会津藩の
山川姓ここに途絶える)と亡妻の育ての母の生き方の立派さ。最期の死に方は胸をうったわ。自分から食事を断って自分の意思で逝ったこと。神々しく尊厳ある最期だったと医師にも言わしめたエピソードには泣けた。

森繁久弥、三木のり平、地井武男、いろんな人のいろんな面が読めて面白かった。

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2016年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自らのための備忘録

 気恥ずかしいからなのか、必要以上におちゃらけた表現だったのが残念でした。先祖自慢や交友自慢もふんだんに取り入れながらも、全人生を投入して書かれたものだと感じました。
 年をとって子どもを持つのも悪くないなと思う内容でした。若い妻が大変魅力的に感じました。

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2023年08月16日

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