【感想・ネタバレ】市民の政治学のレビュー

あらすじ

近代の第2幕が開かれつつある21世紀において、私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか。欧米で議論されている最新の市民社会論やデモクラシー論を紹介しつつ、現在の政治社会の変容を歴史的文脈の中で分析。そのうえで、デモクラシーを深化させる新しい社会の像、政治の形を展望する、市民のための政治学入門。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに政治学系の著書を読んだ。政治学の学際性をよく表しているし、過去に読んだ本の中でも良書に入る。とりわけ、討議制デモクラシーの実例等についての記述は、私自身これから参考にしたいと思った。近年の重要な論点である討議制デモクラシーであるが、これに関して概説的に述べていたり、新書で扱っている本が少ない。これから議論の活発化に合わせてどんどんと増えていくであろうが、討議という形態の民主制はこれからの社会の中で重要視されるであろうし、地方自治体においては取り入れていただきたい制度である。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
「第二の近代」に入りつつある二一世紀において、私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか。
欧米で議論されている最新の市民社会論やデモクラシー論を紹介しつつ、現在の政治社会の変容を歴史的文脈の中で分析する。
そのうえで、デモクラシーを深化させる新しい社会の像、政治の形を展望していく、市民のための政治学講議。

[ 目次 ]
第1章 近代社会はどう変わりつつあるか
第2章 「第二の近代」とその争点
第3章 新しい市民社会論
第4章 揺れる市民社会
第5章 討議デモクラシー
終章 市民の条件

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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[ 参考となる書評 ]

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2011年04月25日

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