あらすじ
「聴き方」ひとつで相手は大きく変わるもの。せっかく部下が悩みや心配ごとを相談しにきたのに、忙しいからといって、ついつい結論を急がせたり、相手の話を遮ったりしていませんか? 最後まで内容を話せない未完了感は、対話におけるストレスの最大原因。これでは相手の問題解決の役に立つどころか、心は離れていくばかりです。本書は、企業や学校で幅広く活躍するプロの心理カウンセラーが、豊富な現場体験をもとに、部下のコーチングや円滑な人間関係に役立つ「聴くスキル」を伝授します。「信頼される聴き方とは?」「相手の心のシャッターを開けるスキル」「沈黙が話題を深める」「活性化のスキル」「叱り上手への6つのステップ」「何を動力にするのか」「フィードバックをもらう」など、単なる部下指導だけでなく、メンタルヘルスの問題にも応用できる具体的ノウハウばかり。職場をはじめ教育現場、家庭など、人を育てる立場にある人全てに贈る一冊。
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Posted by ブクログ
相手の話を聞く技術がとてもわかりやすく説明されており比喩も多用されとても理解しやすいです。
人間関係に行き詰まったときに思い出して読み返したいです。
Posted by ブクログ
聴くことについて知りたくて読書。
巻末の参考文献から非常にスタンダートなコーチングや人育ての本であると思う。
分かりやすく、日常生活で応用できそうな内容も多い。各章のまとめを先に読み、それから各章を読んでいけるので親切な構成だと思う。
人を動かすのではなく、自分から動いてもらう、自燃してもらうためにちょっとした手助けをする。質問を重ねていくことで氣づいてもらう。自己分析へと導く。一方で、現実的には自分が代わりにやってしまったほうが楽だし、早いことが大半なので、ついつい自分でやってしまうことが多い。しかし、それだといつまでも人育てにはならない。上司にもコーチングやチーティング、NPL的な訓練が必要だと思う。
私はまだまだ沈黙が苦手なので、沈黙には沈黙をが心に響く。
読書時間:約40分