あらすじ
欲望(お金)の奴隷になった人は、「奴隷の時間」で人生を終えます。人生の幸福は、「現在」を大事にすることにあります。将来の利益のために、現在を犠牲にするのは最悪の生き方。あらゆる宗教が、現在を大事に生きよと教えています。仏教、キリスト教、イスラム教の教えからひろさちやが説く、良質な人生を過ごすための「お金と時間」とうまく付き合う智慧。
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Posted by ブクログ
幅広く宗教を学んでいる人の話は、おもしろい☆
特に宗教好きな私はわくわくしちゃいます(^^)♪
でも、この本はあまりマニアックな部分はないので、一般的にも楽しめるでしょう。
お金より時間が大事ということを、おもしろいエピソードで紹介。
仕事に追われている人にぜひ読んで欲しい一冊です。
Posted by ブクログ
ひろさちやさんの新書。
労働を懲罰とする考えに賛同し、社畜と化した日本人を畜生であり餓鬼であると批判(非難?)する。すべての労働は時間との交換によって成り立つのは当然だが、時間・賃金の交換という観点以外にも様々なものがあると思う。たとえば社会への貢献や、天職という概念など。まあ僕は労働によって社会貢献したいなんてミジンコにも思ってないし天職はないと思っているので、この本を読むと全肯定してくれていて慰められるのですが。そのような意味では危険な書物かもしれないけど、マサカ本気で信じ込むひとはいないでしょう。
ひとつの芸として楽しむ分にはよかったです。