【感想・ネタバレ】「婚活」時代のレビュー

あらすじ

もはや結婚はデフォルト(初期設定)ではない!

だれでもそのうち自然に結婚することになるわけではない

「パラサイト・シングル」「格差社会」で知られ、「報道ステーション」等のテレビ・新聞・雑誌でもおなじみの気鋭の家族社会学者山田昌弘教授と、
結婚・恋愛・少子化をテーマに圧倒的な質量の取材と執筆・講演活動を続けるジャーナリスト白河桃子。
本書は、驚くべきスピードで進む晩婚化・非婚化の要因と実態を明快にリアルに伝え、
まさに、『「婚活」時代』以前と『「婚活」時代』以後と時代を二分する衝撃の書といえよう。

が、本書の本当の斬新さは、これが社会学の本であると同時に、具体的な「婚活」の方法と各種サービスの賢い活用法までを網羅し、
いわば『婚活のすすめ』とも呼ぶべき実践の書ともなっている点である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな時代が訪れていたとは知らんかった!
婚活って深いなぁ。知らないことだらけでおもしろかったぁ。

ちょっと(いやかなり?)結婚したくなくなった。

BBQで自分が火を起こしてるようでは結婚できなくて当然だと認識できた しパソコンの接続も自分でできたらあかんのやとおもう 笑

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書籍に書いてたこと

人が上手にできるようにならなくてはならないことは「働くこと」「愛すること」by 精神分析学創立者 ジグムント・フロイト

職業選択の自由
結婚相手の選択の自由

により自動的に就職・結婚できない時代へ。

就活と婚活の必要性が浮上。
選ぶ必要がでてきた。


結婚がかつてのような生活必需品ではなく
自分の嗜好に合わない結婚ならしたくない
非婚化
晩婚化

また、結婚する年齢の多様化によりタイミングがあわないケースも多発。



日本人はずっと恋愛下手だったのに、それに気付かないまま恋愛のオープン市場化をしてしまってそのツケを今支払わされている。
「出会い」が少なかった時代は出会った相手がすてきに見えた。
結婚するきっかけもメリットも見つからない
男はいるが、いい男はいない

ニートやフリーターとつき合う女性が増えてきた。
自分が我慢をせずにつきあえるから。

女性たちよ、狩りに出でよ。男性たちよ、●●(読んでねw)

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2011年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「規制緩和」によって、就職活動が必要となった 日本男児は今やすっかり受身の王子様 「出会い」が少なかったから、出あった相手が素敵に見えた 男性間の収入格差が広がっている 

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2015年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少子化、晩婚化が叫ばれる日本の社会
結活と呼ばれる結婚をしたい人たちによる活動が始まったのはいつ頃だろうか?

自分の理想としている異性に出会うために、積極的に行動に出る人がいる
一方で、積極的な行動に出ることが出来ずに、そのまま年を重ねる人がいる


自分達の親世代、昭和の時代では、年を重ねる毎に仕事/縁談があった
自動的にレールに載るだけで、思い通りの生活が過ごせたのは「過去」の話

今は就職氷河期と呼ばれる様に、当たり前に就職できる世の中ではなくなった

「結婚をしない」選択肢を選ぶことが、異常事態ではない世の中になた

「魅力的な人がいて、魅力的な生活を描ければ結婚をする
 そうでもなければ、結婚をしなくても良い」
結婚しないと出来ないことが、なくなったのも大きな要因かもしれない

結婚しなくても、一緒に住むことは出来る
身体を重ねることは出来る、子供を産むことも出来る
では、結婚しないと出来ないことで魅力的なことって何か?

そもそも、結婚の魅力は何だろうか?
その問いに答えを見出せない限り、
結婚という選択肢は選ばない方が良いのかもしれない

時代の変化に伴い、価値観が変わった
多様な選択肢がある中で、自分が何でも選べるからこそ
「結婚」を選択肢に入れない生活が進んで来たのかもしれない

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2011年03月08日

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