あらすじ
ビジネスシーンはもちろん、就活などの面接、お受験や婚活、ご近所付き合いに至るまで、さまざまなシチュエーションで「成果」のカギを握るのは、「見た目の印象」であることが様々な研究で実証されています。
一瞬にして、相手はあなたのことを目から入ってきた情報で「●●な人」とレッテルを貼り、それがその後の関係にも影響してくるのです。その「一瞬」は「0.7秒」とも言われています。そんな人生を左右すると言っても過言ではない「見た目」の印象を簡単な法則で自由自在に作り出すことができるとしたらどうでしょうか。
本書でご紹介するのは、「自分をかっこよく見せる着こなし」ではありません。相手が、あなたにそのときどきで求める印象を作り出すことを目的としています。クライアントの前では「行動力のある若手ビジネスパーソン」であり、プレゼンでは「知的な印象を醸し出す」ことも、面接で「親しみやすさ」を演出することも、ほんの少しの工夫で可能になるのです。
著者は、これまで数々の政治家の「見た目(印象)」のコンサルティングを担当してきた印象戦略コンサルタントの乳原佳代氏。まさに「見た目戦略」のプロ中のプロが、シチュエーション別に「成果に導く」ための見た目の戦略を解説していきます。
印象を戦略的にコントロールできれば、営業、プレゼン、就活も思いのまま。
明日からすぐ使える「見た目」の印象を変える方法を教えます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
仕事の印象に特化したファッション本はなかなかないので面白かった。
TPO×PPP=I
PPP…立場(部下、先輩、取引担当など)、相手・同行者、目的
I=相手が望むあなたの印象
・信頼できるイメージ=初対面
スーツにボウタイブラウスかシンプルな襟付きブラウス、A4以上のバッグ、磨いてある靴
・誠実なイメージ=トラブル対応
濃紺かグレーのスーツ、白いブラウス(襟付きで光沢感・透け感なし)、ナチュラルな色のストッキング、黒のビジネスバッグ(ノンブランド)、磨いてある靴、まとめ髪、アクセなし
・行動力がある人=フットワークの軽い若手社員
さりげなく流行を取り入れる、スーツ(ジャケットはやわらかいシルエット、パンツの丈はくるぶしより上の丈。パンプスを合わせて足首をきれいに見せたり幅広の丈の長いゆったりしたパンツも。インナーはやわらかな素材のブラウスやシャツでかっちりしすぎない。白や明るいパステル)、運動用でない綺麗なスニーカー(パンプスには流行がある)
鮮やかな色のほうが元気で若々しい
・親近感がある人=チームワーク
スーツに光沢のあるブラウス、アクセサリー
類似性の法則(カジュアルな職場に訪問するときはやわらかく)
見慣れているもの、暖色系、丸みのあるメガネ、ニット素材
・知的さ(冷たい印象もある)
ブルー、シルバー
パンツスタイルのスーツ
メガネ、文房具、名刺入れなどにシルバー素材
Posted by ブクログ
TPO×PPP=Iの法則。
T=時間(Time)
P=場所(Place)
O=場面(Occasion)
×
P=立場(Position)
P=相手or同行者(People)
P=目的(Purpose)
=
I=相手が望むあなたの印象(Image)
ということで、
何を目的に相手にどういう印象を与えたいか、
どんな場面でということをトータルに考えて
コーディネイトを考える必要があるということ。