あらすじ
一年前、義理の叔父で気鋭のファッションデザイナーとして活躍する千里と、一度だけ関係を持ってしまったバイオリニストの紗香。好きだからこそ受け入れ、彼に抱かれてより恋心を自覚してしまった。だが端整で吸い込まれるほどの色気を醸し出す千里は、女なら誰にでも甘い顔をするのにあれから紗香にだけ冷たい。それでもいつか想いが届くことを願い、千里の元に通い続けた紗香だったが、やがて報われない片想いに疲れて彼への想いを絶とうと決意する。しかしそれを聞いた千里は「俺に挽回する機会を与えてほしい」と言い、独占欲を露わにし始めた。これ以上ないほどの彼の優しさに紗香は戸惑い、必死に押し込めてきた想いが揺り起こされて……
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あっという間に完読
ヒロインの紗香は、お嬢様だけどしっかり芯があり、意見の言える女の子なのが好感持てます。流されるだけでなく、自分の意見、自分の気持ちにちゃんと向き合えるので、読んでいて応援したくなります。
千里の作ったドレスを着たソロコンサートを見たかったです。
ヒロインが良い
出だしは大人しい流されキャラかと思ったヒロインでしたが、必要なときにはきちんと主張出来る自立した女性で好感が持てました。
プロのバイオリニストであり料理上手で清楚な美人という非の打ち所のないヒロインと、容姿端麗で才能のあるデザイナーという非凡なヒーロー。
元カノの登場やヒロインに執着する男など、盛り沢山のお話でした。
最初は好感が持てなかったヒーローですが、ヒロインへの想いを自覚してからの言動にはドキドキさせられました。
芯のある女の子
ヒロインが大人しいようで芯のしっかりある、自分の意見もそれとなく言えるところが素敵でした。
流されやすいかと思いきや、はっきりすることもできる意外性が楽しかったです。