あらすじ
///シンプリストってなに? YouTubeライフスタイル分野で人気チャンネル「Tokyo Simple Life」で語りきれなかった内容を凝縮した1冊。///
時代はミニマルからシンプルへと人々の関心は高まっている。モノを減らし「持たない生活」に合っている人々もいるが、モノを減らしたことで、どこか「喪失感」を感じている人々も多い。そんなこともあって、ミニマリストだった人々がシンプリストへとライフスタイルを変化させている。本書でいうシンプリストを一言で言えば「好きなモノに囲まれて、小さく豊かに暮らす方法」。もっと言えば「自分の好きを見つけて、そのモノに偏愛しつつ、個性的なライフスタイルを表現する」。暮らしにひと工夫の彩りを添えたいと考えている読者にすぐに実行できるヒントが満載。
【目次】
はじめに 世界で一番快適な場所
第1 章 モノと生活をシンプルにつなぐ
第2 章 モノを手放す、片づけの実践
第3 章 家事をシンプルにする小さな習慣
第4 章 自由にシンプルに働く
第5 章 インテリアを小さく楽しむ
おわりに ワーク・ライフ・ハーモニーの途中で
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ミニマリストではなく、シンプリスト。
モノを減らすことを追求するのではなく、自分の心地いい気持ちを大切にする。
自分の考え方にハマった本でした。おすすめです!
Posted by ブクログ
マキシマリストとミニマリストの両極端に大きく振れた上でのシンプリスト生活とは?物が渦巻いている部屋に息切れをして徹底的に削り落としてガランとミニマリストへ.せっかくスッキリしたのにどこか落ち着かない.そこから自分の好きをなものを置いて心地よい空間を築き上げて余暇を楽しむのが自分に合うようだ.そういう意味でも著者に共感するところは多い.物に頼らないライフスタイルに着地したいと思う.
Posted by ブクログ
5章編成で内容は以下の通り。
1シンプルに生きる概要
2整理整頓、特に整理の仕方
3家事のシンプル化
4仕事に対する考え方(仕事に偏りすぎない)
5インテリアの楽しみ方(特に照明)
8割がた自分と同じ考えや実践方法が書かれていたので、似た考えの人は終着点も似るんだなと感じた。
特に「家事を頑張らず、シンプル化する」、「振り子の思考」、「照明術」などは、今まで自分が実践していた事を綺麗に言語化されていたので、思考の再整理ができた。
Posted by ブクログ
ミニマリストではなくシンプリストを目指す。ものを持ちすぎるのはナンセンスだけど、最近流行りのミニマリストはものをひたすらに減らすことをゴールにしてるそれもまた大切な方向性を失ってるのではないか。
筆者はこのような疑問からミニマリスト的思考からシンプリスト的思考に切り替えたそうです。
筆者のこの表現にはすごく納得しました。
シンプリストとしての整理術や物の管理術も述べられていましたが、私が関心を受けたのは以下のような生き方自身にシンプルを持ち込む点です。
1 美しい退屈時間を作る(外でぼーっと空を見る)
2 仕事は楽しさと能力の釣り合わせが大切
まだまだ語りたいことは沢山ありますが、本書はモノ、コト、ライフ、ワーク、その全てに対しシンプルを追求していることにあります。なので、人によって刺さる部分は違うだろうとも思います。この本の良さはぜひご自分のモノサシで測ってみて欲しいです。
私のモノサシでは空白の時間はいい考え方だと思いました。
Posted by ブクログ
ミニマリストとは違う「シンプリスト」という考え方。
ただモノをなくし、少ないもので生活するのではなく、削ぎ落とされた中でも自分の好きな物に囲まれて、無駄なものをなくして生活するという点はミニマリストよりも憧れる部分だった。
好きな物に囲まれる生活は憧れるし、心地よい暮らしが出来そうだなぁと感じた。
Posted by ブクログ
改めて、そんなに頑張らなくてもいいんだ、ということを教えてくれる本。
あっさりしていてサラッと読めた。
一方で、なんとなく知っているような話が多く、そうだよね、と再確認するような感じ。
・シンプルな暮らしとは「他人からの評価ではなく、自分が正直でいられることを最優先にした取捨選択をする」こと。
・"ワーク・ライフ・ハーモニー"を目指す。
Posted by ブクログ
ミニマリストではなく、シンプリストに特化したノウハウ本
ミニマムとシンプルは似ているようで異なる
「好き」が多分に含まれる後者の方が、生活における満足度は高いように思う
類似書を嗜んでいると真新しさは感じられないが、内容自体はシンプルにまとまっており、その辺からも著者の性格が伺えた
また、デザイナーでもある著者の実際のお住まいや家具の写真も少しだけ披露されており、イメージが湧きやすかった
願わくば、もう少し多くかつカラーで見てみたかった
Posted by ブクログ
使わないものを整理し、好きなものを取り入れる。
生活家具だけでなく、自分の心にもこの考え方を適用することで、より豊かな生き方ができる。
物が増えれば収納を増やし、整理すべきものをただ見えないようにしてる。雑然とした家で、適当な家具や生活用品に囲まれて生きてる自分には耳に痛い話。「もっと良い暮らししたいなぁ」と思ってこの本を手に取った自分を見透かされてるようだった。
ただ単に物を減らすミニマリストと違い、不必要なものを削減し、本当に好きなものを設え、心に余白をもたらす。シンプルとコンプレックスのバランス。書いてることはありふれているのかもしれないけれど、所々に見える情緒さが美的で、スッと腹落ちする文章だった。
Posted by ブクログ
ミニマリストとはまた違った切り口での生活スタイルを知ることができた。
物を減らすことが目的ではなく、自分にとって何が大切なのか、自分の本当に好きなものに囲まれて生活することが理想というのはしっくりときた。
余白を持つことで創造性が生まれる。
その通りだと思う。
自分を見直すきっかけとなる一冊だった。
Posted by ブクログ
・生活にも人生観にも新しい視点が持ててよかった
・部屋の乱れは心の乱れ、改めて気がつけてよかった
・仕事の成果も部屋の乱れとリンクしてるような気がする
Posted by ブクログ
装丁からシンプル!
年齢を重ねるにつれ、毎日をより気持ちよく過ごしたい、人生をもっと楽しみたい、と思うようになりました。
断捨離やミニマリストなどがメディアに取り上げられますが、
何のために片付けるのか?
自分の心地よいとは?
いつでも本質的なことを見失わないようにしたいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
【ミニマリストではない】
読む前は部屋には何も置かないミニマリストを想定していましたが、全然違いました。
何もないのではなく、美を求めた快適空間を考えるものでした。
自分の家の中を眺めてみると、美的感覚に優れたものが全くないことに驚きます。
特に衣装ケース、使い勝手はいいですがプラスチックで美が全く感じられません。ワードロープもコストと機能性だけで美しさはありません。テレビもそうです。
家の中で唯一、これはと思えるのは照明1つだけです。
木、ガラス、金属、革、土(陶器)など長い年月をかけて風合いが出てくるものがほとんどありません。プラスチック製品ばかりです。プラスチック製品は古くなれば劣化して見栄えが悪くなり、さらに機能性もなくなります。古くて美しい感じに変化することはありません。
木目調パネルも見た目はいいですが、所詮、木ではありませんので時間と共に味わいが出るものではありません。
ものを買うときには素材、美的なものかどうかを感じながら買いましょう。
Posted by ブクログ
自分にとっての1番大事なことは何かを見極め、
それ以外は潔く手放し、あれこれ頑張らない
ミニマリストの定義は、
本当に自分が必要なモノが分かっている人
大事なモノのために他のモノを減らす人
ミニマリズムのベースは、ミニマル。
数や量が最小限度
生活を豊かにしてくれるはずのモノも
必要以上に持つと苦しくなる。
必要以上の情報は、不安を煽るノイズになる。
必要以上に考え過ぎると、決断出来ず行動が出来なくなる
捨てたという体で生活をしてみる
オシャレとは、自分に似合うパターンを見つけること
Posted by ブクログ
ミニマリストではなく、シンプリストという考え方は好き。
好きなものにとことんお金をかけるというのは、自分だったら旅行になるのだろうか。そのためなら持ち物(俗に良いと言われる物)にこだわる必要はないと感じました。
Posted by ブクログ
人は1日に6万個のものを考え、その9割は昨日と同じこと。
「人はなぜ生きるのか?」
養老孟子さんの答え「そんなことを考えるのは暇だから。それに悩む時間があるのなら何か夢中になれることをした方がいい。」
リチャードブランソン「複雑さは敵。複雑にするのはどんなバカでもできる。物事をシンプルにするのが難しいんだ。」
モーニングページ ジュリアキャメロン
毎朝3ページ、心に浮かんだことを書く。
脳科学「脳は忙しくしている時よりも、ぼーっとしている時の方が2倍多くのエネルギーを使っている」(デフォルトモードネットワーク)
考え事をしている時に特定のところにしか行ってなかったエネルギーが 広範囲に有機的につながる。ひらめきが生まれる。
入浴時間は、自分の体とのミーティングタイム。
労わってあげる。「1日ありがとう」「今日は疲れているね」
おしゃれとは 「自分に似合うパターンを見つけること」多く持つことではない。
柔軟剤の正体は油。コーティングして肌触りをよくしている。硬水のヨーロッパで生まれたものなので不要。
ほこり1gの中には、平均 ダニ 2000ひき カビ胞子3万個 細菌800万個
Posted by ブクログ
デザイナーとして働いている著者による、シンプルな暮らし(≠ミニマリズム)を紹介した本。不要なものは手放しつつも、自分好みの空間やインテリアを大事にすることで暮らしの満足度を上げることについて多く書かれている。
せっかくなら最後の2,3ページだけでなく、もっと写真を載せてくれたらもっと取り入れやすいのになと感じた。
Posted by ブクログ
▼memo------------------------------------------------------------
・私は、「過去の思い出よりも未来のための身軽さ」を優先するタイプですが、それはあくまで私の価値観。自分にとって何が大事で、何が大事でないのか、をクリアにしないまま、モノを減らすと、あとで後悔する可能性がある。
・私の場合は、「日々心地よく、心豊かに過ごす」ことが一番大事です。下記に時間とお金、エネルギーを注ぎます。モノを減らすかどうかは、この自分の価値基準に照らし合わせて判断しています。
-大好きなインテリアを追求しながら、家を世界で最も心地よい空間に整える
-家族や仕事の「やらなければならない」は最小限に簡素化し、時間と心の余白を確保する
-大切な人との時間、大好きな自然や山での時間を味わう
-フットワーク軽く行動する、未来の可能性を広げるために身軽でいる
-何はともあれ健康
・整理とは、不要なモノを取り除くこと
・整頓とは、散らかっているモノを整えること
・収納とは、使うモノを使いやすいようにおさめること
・どうしたら伸ばせるのか、どうしたら共感してもらえるか、どう稼ぐか、本気で考えて必死で行動すれば、1年続ければ何かしらの結果が出始めるはずです。努力で人生を切り開くことができる日本という国に生まれることができたという時点で、我々は恵まれています。そんな環境で努力を重ねないのはもったいない。ここぞというタイミングで死ぬ気で何かに取り組んでみると、1年後にはまったく違う世界が広がっているはずです。
Posted by ブクログ
タイトル通りに目次からシンプルに書かれているので読みやすくイメージしやすいです。
読むだけではなく、著者がデザイナーということもあって、視覚的にユーモア豊かなデザインがシンプルにアクセントとして描かれています。
TwitterやYouTubeなどでも発信している方なのでそちらを見ると、より本の良さが分かりインプットしやすかったです。
自分自身、シンプリストは自分がいかに好きな軸をもって過ごすか大事なのか。好きな軸を見つけるためにも世の中を広く見渡すことが鍵なのかなと思いました。
Posted by ブクログ
心の荷物をおろして、気持ちを軽く毎日を送る。
何も考えていない時の方が、脳は活発に働いている(デフォルトモードネットワーク)というのを学んだ。
Posted by ブクログ
ミニマリスト=物が少ない 世間の大体がこの様なイメージを持っている。
そして、ミニマリスト思考を取り入れている人も、物を捨てることが目的になりつつある。
ミニマリスト思考を尊重しながらも、自分らしく小さく生きることの大切さを実体験を元に紹介してくれている本だと感じた。
これから、自分にとって大切な物ってなんだろうと考えてみたい人には手に取ってみるといい本だと感じる。
Posted by ブクログ
北欧系のナチュラルスタイルいいなー
インテリアグリーン
→グニーユーカリ、春はミモザ、夏はドウダンツツジなど
カーテンが窮屈ならハニカムシェード
お風呂にグラスタイプのアロマキャンドルを持ち込むとリラックスできる
インテリアのコツ書いてあったけど
文字が多く分かりにくかった。
Posted by ブクログ
「家事をシンプルにする小さな習慣」の詳細を知りたかったので拝読。
内容や行うことをシンプルにする事に加え、ポイントは習慣化と言う事なのかな?と。
ミニマリストは私には無理ですが、物が好きでも快適な生活空間が可能であり、それで良いんだと思える本でした。
後半はインテリアについて記述されており、私には少し難しかったですが、お好きな方は楽しめると思います。
Posted by ブクログ
「仕事が多すぎて終わらないから残業して働く時間を増やす」は、「ものが多いから、収納家具を買う」という行為に近いのでは?…はっっ‼︎
↓
「残業はしない」と決めて、定時でさっさと帰る。そうすることで、時間の制約があるため、仕事の生産性が上がる。17時に仕事を終えるにはどうしたら良いか、何から着手し、どんな段取りで進めれば効率が良いか、本気で考え試行錯誤する。その思考と実践が生産性を高める。
面倒なことを先延ばしにしてしまう対処法
↓
行動を「癖つける」。習慣化してしまえば意思力を使わなくて済む。習慣化するには、直前の動作とセット化するのが有効。(朝起きたら窓を開ける、食事を済ませたらすぐ片付ける、帰宅したら靴を靴箱にしまう)
Posted by ブクログ
モノを買うときは真剣勝負。手放す以上に勇気がいる。
モノを無理に減らすだけではない。適量を探る。
モノがないこと=自分が特別な人間であること、のアピールに使いたいだけなら考え直すべき。
自慢したいから捨てる、は見栄で買う、のと同じ。
夜寝る前に、今日が最後でも同じ過ごし方をするか、考える。
デフォルトモードネットワーク=脳はぼーっとしているときのほうが2倍エネルギーを使っている。=新しい発想が浮かぶ。入浴時など。
片づけはイベントではなく習慣。ダイエットと同じで一生付き合うもの。
玄関にはまったくモノを出さない状態にする
おしゃれとは、毎日違う服を着ること、ではなく自分に似合うパターンを見つけるコト。私服の制服化。
常識とは18歳までの偏見のコレクションである(アインシュタイン)
長い傘、敷物、掃除機(掃除はフローリングワイパーと水拭き)、テレビ、ソファー、アイロンを捨てた。
ヘリノックスのタクティカルチェア
衣類スチーマー
毎日掃除する=毎回80点でいい。タイミングは朝。掃除機ではなくフローリングワイパー。
適職と天職。両方の要素が含まれている。
自分が本当にしたいこと、以外は二の次でいい。
制約があったほうが創意工夫の思考スイッチができる=残業はしないと決める。
会社を辞めずに副業を始める。
良い偶然、を求める。
好きを極める。
まず考えることは、どう暮らしたいか。
視線の抜け感=床面が多く見えるほど広く感じる。足があって床から浮いているモノを選ぶ。
Posted by ブクログ
ミニマリズムの内容は他の本と大して変わらない。しかし、時々力強いメッセージが書かれているので、「ちょっとやってみようかな」って奮い立たせてくれる良い本でした。
①人生を楽しむには「荷物」は少ない方が良い。生活を豊かにしてくれるモノも、必要以上に持つと苦しくなる。
② 物事を複雑にするのは馬鹿にでもできる。シンプルであることは難しい。
③ 自分に正直に生きているか。これを証明するのは、「もし1週間の余命宣告を受けたとしたら、今の日常を続けたいか」
④ 歯車はバックラッシュという遊びの部分があるから互いに噛み合って機能する。あなたは日々の生活に「余白の時間」はあるか?
⑤ 「下手くその、上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目(スラムダンク安西先生)
⑥ トイレはどこよりも綺麗にする。
⑦ バスルームはたかが水滴、されど水滴。