【感想・ネタバレ】火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2のレビュー

あらすじ

“山路亥之助を討て”江戸に着くやいなや「無茶勘」こと落合勘兵衛に下されたこれが秘命であった。親友で、次期藩主松平直明の小姓頭である伊波利三によれば、これは上意討ちではなく若君直々の密殺令であるという。山路は先の銅山不正事件で目付けを斬り大野藩を逃亡した男である。なぜ自分が? 政事の暗部が静かに勘兵衛を呑み込みはじめた……。

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Posted by ブクログ

無茶の勘兵衛日月録第二弾
今回は、家督も継ぎ、越前大野から江戸へ出てきて無茶度は下がっている

江戸の時代小説では、江戸のうまさがよいが、まだ江戸開府から間もない頃、あまりうまいものなく、常連となる料理屋は女将が上方出身という設定
数少ない中でも、愛宕さん近くの「穴子飯」はうまそうだ

本話のメインストーリーは、前作で逃げた脱藩者を追う、というものだが、幕府内や大名間のドロドロも見えてきてストーリー展開も変わってきた
使用人もできたことだし、若い頃の無茶だけではあかんのやね、と

主人公の勘兵衛は落ち着いてきた感があるが、若君様はヤバそうな匂いを出している

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2017年03月01日

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