【感想・ネタバレ】それいゆ文庫 マダム・ベンゼルクの読書係3のレビュー

あらすじ

出版業界のことはわたくしも詳しくないけれど、あなたが大変な環境に置かれているのは間違いないと思うの――
大学図書館からベンゼルク伯爵夫人の屋敷までの道を急ぐアマーリエの目に留まったのは、欄干に足をかけ川に身を乗り出している女性……。早まらないでくださいぃいい――ッ!! 必死で手を伸ばし、阻止しようとするアマーリエ。女性はなんとか引っ張り上げることができたが、まさかまさかのハプニングで、教科書やノート、それに大切なフェブミラーの短編集を詰め込んだ鞄を川に落としてしまった。急いで川から掬い上げたものの、鞄もその中身も、すっかり濡れそぼってしまった。途方に暮れるアマーリエだったが、涙ながらに詫びるその女性を前に涙腺決壊。ひとしきり泣いて、アマーリエはその女性を連れベンゼルク夫人の屋敷を訪れた。使用人たちの手によってピカピカに磨き上げられ、ようやく人心地がつくと、女性は夫人とアマーリエにラウラと名乗り、翻訳家であることを二人に告げた。どうしてあんなところで……? との問いに、ラウラは身の上を語りはじめた。担当編集者から苦手なジャンルばかりが回されること、新人だから、女性だからと、蔑むような言葉を投げつけられること、報酬が極端に少ないこと、さらには出版物には亡き師匠の名のみで自分の名は表記してもらえないこと。それはおかしい! ラウラはしばらくベンゼルク夫人の屋敷に滞在して、忙しいアマーリエに代わって読書係をすることに。後日、アマーリエがリシャード子爵とともに担当編集者に会いに行くと、なんとその担当編集者とは彼女の夫であったと判明……!?
慧眼な伯爵夫人の目に留まったのは、やりがい搾取されている若き翻訳者。大人気シリーズ第3弾!

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購入済み

1話完結なので

続くと思っていなかったので3巻目が出てちょっとびっくりしたかも。
1巻目は、登場人物の誰にも共感出来ないし、「悪女」が怖すぎるしで途中読み飛ばしてしまったけれど、2巻目の縦ロール令嬢の恋は素直に応援したくなりました。
今回はDV男の気持ち悪さに、またドン引き!
でも、相変わらずのスーパー執事さんにちょっと笑えたり、1巻目よりは楽しく読めました。

#スカッとする

0
2024年12月18日

匿名

ネタバレ 購入済み

やりがい搾取にも程がある❗️

やりがい搾取というよりは、洗脳でしたね。本当に恐ろしい。世に言うDVでした。アマーリエやシャード子爵達の力を借りて人生をやり直すことができたラウラ。本当に良かった。相変わらず恋愛音痴なアマーリエ。子爵頑張ってね!

#ドキドキハラハラ #深い #スカッとする

0
2024年12月17日

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