【感想・ネタバレ】ボーイフレンド演じますのレビュー

あらすじ

『完璧』だけど退屈なボーイフレンド。
恋に落ちるはずなどなかったのに――

goodreadsベスト・ロマンス賞第5位!
NY市立図書館が選ぶベストブック選出!

ロックスターを両親に持つせいで常にパパラッチに追いかけられ、酔ってあられもない姿を写真に撮られてきたルーク。おかげで勤務する慈善団体は多くのパトロンを失ってきたが、ある夜もまた醜態をさらしてしまい、上司から最後通牒を突きつけられる――まともなボーイフレンドを見つけ、生活態度を改めるように、と。白羽の矢が立ったのは、真面目で堅物の法廷弁護士オリヴァー。彼のほうもある理由から恋人を探していたが、こうして、性格も対照的なふたりは期間限定の恋人同士を演じることになり……

原題:Boyfriend Material

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ロックスターの息子・ルークと弁護士のオリヴァーは、それぞれの事情からフェイクの恋人同士になる。
ルークの一人称視点で展開する、中々心を開けないラブコメ。扉が開かれる時間は、いつも非常識な時間だけど、非常事態だから仕方ないね。

タイトルとあらすじから、結局両想いになるやつでしょ~なんて見守ってたんですが、二人とも厄介な思考すぎて両片思い状態が長かった。
二人を取り巻く友人やルークの同僚たちのアクが強い。ブリッジは最高。
ラストシーン、夜明けを玄関で迎える二人が互いの気持ちを語り合う様子に微笑ましさを感じるんですけど、家の中にプリヤがいるのを想像するとめちゃくちゃおもしろいんですよね。絶対ドアの近くで話を聞きながらワッツアップのグループチャットに実況してるでしょ、なんて想像してニヤニヤしちゃう。

現代英国カルチャーやジョークの注釈がたくさんあるので、中盤まで物語や会話のテンポが掴みにくかったけれど、深夜の訪問1回目くらいから一気読み。

次回作Husband Materialが控えてるらしいので楽しみ。この二人、順調な時間が続かなそうで、見ている方ととしては楽しみ。

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2021年09月04日

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