あらすじ
学習や仕事の成果に大きく関与する「自己肯定感」は世界的にも注目されるファクターだ。本書は超名門スタンフォード大学オンラインハイスクールで校長を務める著者が、そのコンセプトからアプローチ、エクササイズまで、最先端の知見を凝縮してお届けする。
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Posted by ブクログ
自分の周囲にうつ病で苦しんでいる人が少なからずいる。自分も自己嫌悪に陥ったり、周囲に不満を持ったりすることがある。これまで自分なりに凌いできたが、かなり自己流であり、今後もそれで精神を健やかに保てるか自信がなかった。そこで、この本、スタンフォードで学んだ著者が科学的に分析した上でのアドバイスを得ることができる。目から鱗みたいな話ではないが、今まで自身が考えてきたことを検証する上で、大変役に立つ本である。
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自己肯定感は訓練で身につけられることが目から鱗。
コミュニティをたくさん持って、ひとつのコミュニティで凹んでも、他で肯定感を持てることは重要だなーと改めて痛感。
何より、やっぱりポジティブなこともネガティブなことも受け止めることって大事だなーと思いました。
Posted by ブクログ
子供や職場の同僚との関わりの中で、どのようにして他者が自己肯定感を感じてもらえるようになるのか?と言うのが僕の中では一つ大きな課題に感じていたので、この本を読みました。
ですが、この本が提案する自己肯定感の育て方と言うのは、あくまでも自分自身の自己肯定感をどのように育てていくのか?と言う視点で語られているので、「思っていたのと違うな〜」と言うところはありました。
ここでまとめられている自己肯定感は、「現実の自分をそのまま受け入れる気持ち」です。そして、どのようにして自己肯定感を育てるかは、
・ジャーナリング
・認知行動療法
・利他的行動(感謝・親切など)
・軽い運動
・マインドフルネス
などです。(正直、ほとんど全て、どこかで読んだことのある内容でした。)
これらを習慣化できたら自己肯定感はきっと爆上がりするんだと思いますが、率直な意見は「面倒くさい〜」です。
とは言っても、これらの行動が本当にメンタルコントロールに重要と言うことは確かだし、自分の考え方を根っこから変えることなので、これくらいしないといけないんだよな〜とは思います。
僕はマインドフルネスや軽い運動は、毎日ではないけれど、今までも取り組んでいたので、まずはジャーナリングを始めたいなと思いました。また、認知行動療法も生成AIにカウンセラーになってもらい、取り組んでみようかなと思います。
この内容を人にすすめるには、ちょっと重たいですが、割とサラッと読める割には、エビデンスもしっかりしているので、自己肯定感を高める方法を知りたいと言う方にはおすすめです。
Posted by ブクログ
自己肯定感は結果や評価ではなく自分の内なる声に耳を傾けること、自分で自分を認める力から育つと述べている。
ちゃんとした生活(規則正しさや努力)だけでなく「自分はこれでいい」と思える感覚を育てることが大切だと説いている。
そのためには
・失敗を否定せず経験として受け入れること。
・周囲の評価に依存せず自分の価値を自分で見つけること
・自分自身との対話を大切にすること
よく云われるが日記、瞑想で自分と向き合うことが「本当の自己肯定感」を育てる道なのか。
Posted by ブクログ
人に話してスッキリしていたけど、ドーパミンがでてるとは。
●人間の脳は他の人との関わりを予期すると快楽物質であるドーパミンを分泌する。脳はその快楽を求めて悲しみを他の人とシェアしようとするが、何度も相談すると人間関係が悪化してしまう。人に相談するのは得策ではない。
→相談ではなく、自分で自分の気持ちに距離を取り見つめ直してみることが良い。ディスタンシングと呼ばれる心理メソッド。
Posted by ブクログ
自己肯定感が低いと思っている人におすすめ。
【概要】
●自己肯定感とは
●自己受容と自己価値
●自己肯定感を高める方法
【感想】
●自己肯定感にはいろいろな定義があるようだ。だから自分が思っている自己肯定感は、他人が思っているものとは異なるかもしれない。
●その自己肯定感をどうやったら高められるかが書かれている。一つひとつは簡単にできそうなものであるが紹介されている数が多い。すべて実行するのは難しいと思われるため、自分に合うと思える方策を取り入れればよいと思う。それで合わなければ他の方法に切り替える。
●だいたいどの書籍も要点は同じだということがわかった。
Posted by ブクログ
本屋に沢山の自己肯定感の本をよく見かけるので、
一度は読んでみたいと思って読んでみた一冊です。
最初に自己肯定感テストあり。やってみるとやや低め。予想通りの結果だった。
本書は自己肯定感が低めの人に対する考え方や、役に立つ瞑想などを紹介しています。これから瞑想をちょっとチャレンジしてみようかなと。
瞑想のやり方はネットに音声ガイドがあるらしい。
とりあえず1週間程試してみようかと思います。
Posted by ブクログ
求めるべき自己肯定感を育てるのに必要なのは、ネガティブな気持ちを認めた上で、それとうまいこと付き合っていこうとする心構えなのです。
求めるべき自己肯定感は至ってシンプル。それは、現実の自分をありがたく思う気持ちです。
自己受容
ポジティブな自分も、ネガティブな自分も、ありのままの自分を受け入れることで、なりたい自分や理想の自分ではなく、現実の自分をそのままに受け入れる力のことです。
ネガティブな気持ちから逃げるのではなくて、まずはそう思っている自分を見つめ直して受け入れたときに、自分を変える準備が整うのです。
自己価値
現実の自分をありがたく思う気持ちのこと。
日常的に自己確認や自己肯定をすることで、心への脅威に立ち向かう心の準備を常に整えておくことができ、違う意見にもオープンでプレッシャーやストレスにも強いメンタルがつくれるのです。
ジャーナリングは少しハードルが高いという方も必要以上に構えることはありません。数行で構わないので、自分の感じたことを箇条書きにしてみましょう。
自己決定理論によれば、人間の心は以下の3つを根本的に求めています。
関係性 人とのつながり
有能感 何かをできたできるという感覚
自律性 矯正ではなく、自分の意思にのっとってやっている感覚