【感想・ネタバレ】風は悽愴のレビュー

あらすじ

強姦強盗の常習で札付きの悪党「疾風の徳造」。彼は伊那谷の破れ寺に庵を結ぶ竜海に廃寺を世話される。心に闇を抱えたまま徳造は野良犬ゴロと紀州犬シロを飼い始めるが、ある夜ゴロは哀切の咆哮とともに姿を消した……感動の長篇動物小説。

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ずっと西村寿行さんの作品を読み続けていますが、今のところ1番です❗️本当によかったですヨ。

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2018年10月24日

Posted by ブクログ

泣いた!三人の男たちはみんな中年で泥臭いのに、なぜかめっちゃかっこいい…でも徳造がやっぱり一番好き!動物好きに悪い人はいないと思える作品。

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2014年09月06日

Posted by ブクログ

10年ほど前までは、よく西村壽行を讀んだ。
動物、特に犬の登場する物語が好きだつた。

この作品にも、日本オオカミと紀州犬が登場する。
時代は大正時代。
既に絶滅したとされてゐた日本オオカミが、いはば主人公である。
ラストシーンでは、飼ひ主を守らうとして、襲撃者を咬み殺すが、
自分もドスで刺されてしまふ。
オオカミがその後どうなつたかは書かれてゐない。

西村壽行のバイオレンス・アクションが嫌ひな人でも、
動物モノは面白く讀めるのではないだらうか。


2004年4月19日讀了

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2009年10月04日

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