【感想・ネタバレ】十津川警部の事件簿のレビュー

あらすじ

「関根パン」の製品を小売店に配達する営業員の岡田は、得意先の女主人・幸江との情事を楽しんでいた。が、ある日、幸江の店先にライバル社のパンが積まれているのを発見。他の男に乗りかえたことを覚った岡田は、嫌がらせのためにそのパンに下剤を仕込んだのだが、なぜか、それを食べた幸江が毒死してしまったのだ!? 「甘い殺意」等、若き日の十津川警部の活躍を描いた六篇を収録する傑作集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

冷静で正義感の強い十津川警部の6つの短編集。

パン屋さんの話の「甘い殺意」
町医者の殺人の犯人探しに匿名の懸賞がかかった「危険な賞金」
商事会社の秘書課長が浮気と妻の流産に関係して罠にはまる「白いスキャンダル」
M商事のワンマン社長を病院で狙う「戦慄のライフル」
会社の同僚と飲みに行って罠にはまるが,それを解いてくれたのが雪という「白い罠」
野球観戦に行った亀井刑事が遭遇する「死者に捧げる殺人」

解説がないのがさびしいが,どれも力作だ。

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2011年12月11日

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