【感想・ネタバレ】これから戦場に向かいますのレビュー

あらすじ

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世界各地でおこる紛争、テロはもう、私たちにとって関係のない話ではありません。この本は、2012年8月、シリア内戦を取材中に銃弾に倒れたジャーナリスト、山本美香さんが、若い人々や子どもたちに、伝えようとした戦場の真実です。 戦場のなかに日常があり、生と死がとなりあわせの毎日。それでも生き抜こうとする人々のたくましさ。人間とは何か、戦争とは何かについて深く考えさせてくれる写真絵本です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

絵本の棚に整備されたが実際は写真集であり、写真に文字が大きくかかれたものであった。イラク戦争の同僚との取材で政府軍が「日本人だ」ということで集中砲火を浴びて殺されたジャーナリストである。中村哲と同様に日本人である、という理由で殺された。これがイラク戦争で米軍に協力して自衛隊を派兵した小泉政権の結果である。このことは、ずっと尾を引いていて、アフガニスタンであろうが、イラクであろうが日本人が狙われる原因となってしまっている。いま紛争があるイスラエルが攻撃しているガザの武装組織のハマスも、日本人というと殺すのかもしれない。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジャーナリストの山本美香さんは、戦場のカメラマンだった。1996ねんアフガニスタンでの、命をかけて撮った写真は戦場に最前線となってしまった町に暮らす、普通の人々。20年も続いている戦争のため、戦争を知らない世代はいない。戦闘が止んだわずかな時間に畑に出る。爆弾に家族を失い、ゲリラに拷問を受けることが、いつも隣り合わせにある暮らし。それでも人々は生きている。

2012年8月20日。シリアのアレッポで取材中に政府軍の週襲撃を受け、命を落とした山本さん。世界で起こっている戦争の現実が、この写真集にある。

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2019年01月28日

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