あらすじ
伊豆で一人の少女が入水自殺した。死の直前、少女から救いを求める手紙を受け取った弁護士・中原は伊豆へ向かう。公害問題の陰で、目先の利益に躍る巨大企業と地元漁民、さまざまな思惑が絡み合うなか、政府の調査団長が他殺体で発見され…。
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Posted by ブクログ
著者の作品としては考えさせられる
すごくグッとくる作品です。
人は権力、組織に弱いということ
そしてたとえそれが「おかしい」と思っても
巨大な組織の「そうでない」で事実は霞んでしまうのです。
一人の少女の自殺から始まった事件。
そこに絡んでいたのは明らかに不都合な事実を隠す
巨大コンツェルンの姿でした。
一見するとある大作家のような
不条理は…と思うでしょう。
でもね、実はこの結末の前にも
この終わり方を示唆するような描写が
あったわけですよ。
確かに一度は逆効果になったけど
一番割を食う人たちが目を覚ましたら…?
その場合はね。
今ではこういう声は上げやすい時代。
でも昔は…