【感想・ネタバレ】消える息子のレビュー

あらすじ

親子の前世を巡るタイムスリップミステリー。

「ぼく、あそこで殺されたんだ」

八王子の公務員、宮津和夫は、相模湖に連れ立った息子から驚愕の告白をされる。同時に、息子の首には絞められたような痕が浮かんだ。以来、和夫も水辺で謎の男を絞め殺す悪夢にうなされるようになる。

33年前に発見された変死体と息子の発言には、奇妙な符合があった。息子は和夫が前世で殺した人間の生まれ変わりなのか。自問を繰り返す和夫はある日、視界が歪み、気づくと33年前の八王子に立っていた。和夫は息子の前世と思しき男と出会い……。

男を救えば現世の息子は消えてしまう?
究極のタイムスリップミステリー!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に戻ってその人を助けてしまったら、生まれ変わりである我が子の存在が消えてしまう。
設定がとても面白かったです。
果たして主人公はその人を助けるのか、助けないのか。
助けないことで訪れる息子のいない世界があまりにも救いがなく。
結局、助けない道しかなかったわけですが、なんとかうまくいく未来はなかったのでしょうか…。まあ、仕方がないんでしょうね。

0
2023年10月11日

「小説」ランキング