あらすじ
2010年に設立されたバイオ・ベンチャー企業、モデルナにとって、新型コロナウイルス・ワクチンは初めての市販製品だった。モデルナは、中国でウイルスの遺伝子情報が開示されてからわずか3日間でワクチン候補の設計を完了、9カ月間で臨床試験を終えた。それまで最低数年間はかかると言われていたワクチンの開発スピードを飛躍的に高めることができたのは、モデルナの本質が「デジタル製薬企業」だったから。前半で知られざるモデルナのmRNAプラットフォーム戦略と徹底したDXを解説。後半では、医療と健康産業のエコシステムを制覇せんと着々と計画を進める米アップル、アマゾン、そして中国のアリババなどメガテック企業の戦略を分析。彼らが目指す未来の健康・医療産業の姿を描き、この分野で大きく遅れている日本企業が取るべき方策を提案する。
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Posted by ブクログ
オペレーショナル•エクセレンスとは、企業がその価値を創造するための活動や事業運営の効果を高めていくことによって競争優位を確立していくことを意味します。
Posted by ブクログ
タイトルに興味をひかれ、購入しました。筆者は、モデルナから、企業の成長について、学ぶことが多くあると主張しています。モデルナはバイオテク界のテスラと呼ばれ、ディスラプター50企業のトップに選ばれました。ディスラプター50企業とは、既存企業をディスラプトして、劇的な革新を起こす企業50社を選定したものですが、スペースX、ウーバー、スポティファイなどと共に、名を連ねていることは知りませんでした。また、モデルナは、mRNAプラットフォーム戦略とDX化によって、生物学に携わるITカンパニーとして、成長を遂げたことが理解できました。その一方で、ワクチンの安全性については今だに疑念が拭えません。今もワクチンで健康被害や後遺症に悩まされたり、最悪の場合、命を奪われたりする事例があとを絶ちません。いくら企業が驚異的な成長を遂げたとしても、安全性に気を配るものでなければ、意味がありません。その観点からの記述はありませんでした。ただ、筆者が、破壊的イノベーションをテーマとする対談をする中で、日本の完璧主義は高品質な日本製品や信頼のおけるブランドイメージの源泉であるが、急激にテクノロジーが発展を遂げる時代の中では、完璧主義からはイノベーションは生まれにくい面もある、と対談者の一人から言われたことを明かしており、その点には同意する部分もあります。企業の成長はどうあるべきか、ヒントを得たい人におすすめです。
Posted by ブクログ
はじめに
今回も数冊集まった本を
まとめて概説的な知識の
再構築として感想を書くことにする。
1、細菌の歴史
ウイルスは現在に至るまで人類と共にあった。
代表的なものは天然痘と狂犬病である。
天然痘は、紀元前9000年頃、エジプトで人口が
増加した為に広まったと推測される。
狂犬病は紀元前1885年、シュメール人の文献に
狂犬病の記述が残っている。ーウイルスの歴史
2ウイルスと細菌の違い。
細菌
大きさ例ブドウ球菌直径0.8〜1.0μメートル
自己複製能力を持った微生物である。
自分自信で増殖できる。
治療法には抗生物質が有効である。
ウイルス
大きさ例ノロウイルス直径約30nm
ウイルスは内部に遺伝子を持った微生物である。
エネルギーを生産するような生命活動はしていない。ウイルス自体に増殖能力は無く、宿主にすることにより増殖する。
抗生物質は効かずウイルス剤が有効である。ー細菌とウイルスの違い。東邦微生物研究所
3,感染症
感染症には幾つかの分類がある。
1〜3類感染症
人から人に感染する疾病
感染力と罹患した場合の重篤性に
基づく総合的観点から見た危険性に応じて分類
4類感染症
主に動物を介して人に感染する。
国民の健康に影響を与える恐れがある。
5類感染症
国民の健康に影響を与えるおそれがある。
具体的な感染症名は省くがこのような基準で
感染症は分類されている。ー感染症法と分類の考え方
おわり
近年話題になっている感染症のコロナウイルスは
2類の感染症に分類されている。
最初は隔離されその後予防接種が作られた。
ウイルスや細菌は人類の進歩と共に新しい
感染症等が発生してきた。最近ではサル痘ウイルスが話題になっている。4類感染症に分類されており、感染経路は動物から人によって感染する。
このように新たに感染症が出てくるので共存という
考えも出てくるのかと思う。
また試みは失敗
参考文献
サル痘とはー国立感染症研究所
ウイルスの歴史
細菌とウイルスの違いー東邦微生物研究所
感染症と分類の考え方