あらすじ
老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”6人の男女が、2018年春、ある地方の映画館で再会した。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らは、思い出の映画を鑑賞しながら26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。映画がフィルムだったころ、6人は自分の信じた道を必死に前に進もうとしていた。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに、四半世紀の間に映画の形態は大きく移り変わった。そして映画とともに生きた彼らの人生もまた……。あのころ思い描いていた自分になれているだろうか? 追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント!/解説=大矢博子
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Posted by ブクログ
キネマとかシネマとかタイトルには、何故か惹かれる。
そして、帯にある『悩みながら前に進むすべての人へ』という言葉につられ、読んでみた。
なんとなく悩んでいるから。
そして、読後は、やっぱり、悩みながら前に進むしかないんだなーと思った。
若い頃のがむしゃらさと今のもがき、似ていないけど似てるんだよね。
いくつになってもがむしゃらにもがきたいね。
本の作りとしては、1992から2018の間のことも
もっと知りたかったけれど、それを勝手に想像するのも楽しいかな。
続編も楽しみ。