【感想・ネタバレ】キネマトグラフィカのレビュー

あらすじ

老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”6人の男女が、2018年春、ある地方の映画館で再会した。今はそれぞれの道を歩む同期の彼らは、思い出の映画を鑑賞しながら26年前の“フィルムリレー”に思いを馳せる。映画がフィルムだったころ、6人は自分の信じた道を必死に前に進もうとしていた。フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに、四半世紀の間に映画の形態は大きく移り変わった。そして映画とともに生きた彼らの人生もまた……。あのころ思い描いていた自分になれているだろうか? 追憶と希望が感動を呼ぶ、傑作エンターテインメント!/解説=大矢博子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

キネマとかシネマとかタイトルには、何故か惹かれる。

そして、帯にある『悩みながら前に進むすべての人へ』という言葉につられ、読んでみた。
なんとなく悩んでいるから。

そして、読後は、やっぱり、悩みながら前に進むしかないんだなーと思った。

若い頃のがむしゃらさと今のもがき、似ていないけど似てるんだよね。

いくつになってもがむしゃらにもがきたいね。


本の作りとしては、1992から2018の間のことも
もっと知りたかったけれど、それを勝手に想像するのも楽しいかな。

続編も楽しみ。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の咲子は、老舗映画会社初の女性営業職。それが原因で苦労が絶えません。

特に会社で唯一の女性課長である国際部の先輩社員には強く当たられます。

色々な風当たりのなかで、一番きつかったのは、この課長の態度だったのではないかと思いました。

私は、女性がどんどん活躍の場を拡げるのはとても喜ばしいことで、応援したいと思いますが、良く思わない人がいるのも事実。

女性の進出を阻む大きな原因のひとつになっているのは、実は同じ女性の言動なのだと思うと非常に残念な気持ちになりました。

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2023年06月17日

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