あらすじ
杉原爽香、二十一歳の冬。中学時代の恩師・河村布子(かわむらきぬこ)の家を訪ねた爽香は、河村家に居候中の女の子・由希と劇的に出会った。由希は、殺人事件のあった夜、行きずりの男とホテルに入り、帰り道で非常線に引っかかり補導されたという。一方、布子の夫・河村刑事は女性ばかりを狙った連続殺人を捜査中だったが? 爽香がまた一歩大人に……人気シリーズ第7弾!
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Posted by ブクログ
爽香シリーズ7作目 [爽香、二十一歳の冬]。光文社HPより、恩師布子の家を訪ねた爽香は、居候中の由季と劇的に出会う。河村刑事は女ばかりを狙う殺人を捜査中。爽香と由季に魔の手が…。(解説・結城信孝)爽香シリーズは全巻購入しているがこの巻は行方不明?
Posted by ブクログ
ポシェットから始まって,本書はクローゼットが表題になっている。
回によっては、表題が事件の鍵を握ることもあるし、脇役のこともある。
最初に登場することもあれば、わりと後の方で登場することもある。
赤川次郎の、いいかげんさ(ばらつき)がちょうど良い加減だと思う。
1つの類型(ワンパターン)にならないように、連載の読者を飽きさせない。
雑誌も,よく、あちこちと載せる雑誌が変えられるものだと感心する。
どの雑誌も連載して欲しいに違いない。
もし、掲載が決まれば,編集部は大騒ぎだろう。
Posted by ブクログ
今回は事件の数は少なく、登場人物も限られていたのですっきりと終わった印象。
爽香は失恋から完全には立ち直れていなく、明男と祐子の姿をみると穏やかではいなく自棄になってしまう場面もあり。明男の無神経さには苛立ちをかんじる読者も多いのではないだろうか。
爽香にも野崎といった新たな相手も出てきて、より慌ただしくなってくる。