【感想・ネタバレ】ひとんち 澤村伊智短編集のレビュー

あらすじ

他人の家とは何か「ズレて」いる――。友人の香織の家に遊びに行った「わたし」。近況報告するうち、各々の家に伝わる独自のルールの話になり……。(「ひとんち」)「私」は食玩コレクターの柳から、「シュマシラ」という聞いたことのないUMAをモチーフにしたロボットを見せられ……。(「シュマシラ」)ホラー小説の新鋭・澤村伊智による、日常のすぐそばに潜む恐怖を描いた全8編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日常に潜む恐怖を描いた短編集。世にも奇妙な物語の様な雰囲気がある。どれも日常の少しの違和感、それが少しずつ大きくなって、気づいた時には手遅れ、という作風。
『闇の花園』が一番おすすめの短編。どんでん返し系の作品で見方が変わると台詞の意味合いも変わってくるところがどんでん返しの魅力。

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2023年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「家」がテーマのホラー短編集。
読み終わった後に残り続ける後味の悪さと文章から伝わってくる独特の気味悪さ、そこにミステリの要素も絡んでくるので1冊でとても美味しい思いのできる1作です。
個人的なイチオシは『ありふれた映像』です。読み終わった後にある映像を見るのが怖くなります。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ひとんち」「宮本くんの手」「死神」が印象に残った。 特に、宮本くんの手は自分も手荒れが悪化することがあるので話の中の状況と重なり、痛さがわかってるから余計にトリハダ。 「じぶんち」は世にも奇妙〜とかでありそうな話しで、あまり私は響かなかった。それよりも「ひとんち」の最後にはあなたもだったの!?っと驚愕。

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとんち
ミイくんってもしかして元彼??

闇の花園だけ好みと違ったけど、基本的にどれも続きが気になってどんどん読み進めた。
8話全て方向の違うホラーを描いてて流石すぎる。一つも被ったり似てるなと思うものが無い。
もーーなんでそんなことすんだよーー( ; ; )って展開も流石。それだけはやめてくれって絶望なんだけど

解説文ラストの澤村伊智を表す言葉はまさにそれ。
良かった。

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2024年12月02日

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