【感想・ネタバレ】論語のレビュー

あらすじ

全人類への遺産『論語』。訳注者独自の見解も交え、親しみやすく工夫された新訳で、他本には見られぬ注釈と解説が最大特徴。詳細かつ丁寧な注釈。孔子の生涯や「仁」を根幹とするその思想を詳述し、『論語』の成立や現代的意義を指摘した解説。中国本土での烈しい孔子批判とも関連させ、いま『論語』をどう読むかを示唆した画期的な注釈書。他本には見られぬ注釈と解説を最大特徴とする、いま『論語』をどう読むか、示唆にとんだ画期的一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく面白い。君主制に想いを馳せながら読んだ。葬式は悲しむ方が大切、という文言にはこれが泣き女の元になった言葉かもしれないと思った。有名な十五にして学に志すの文章も、学の内容が礼楽射御書数の六芸に高級な詩書礼楽、道徳、修養と知ると三十にして立つからの文章も違って見える。勉強しだした、という意味ではなくて君子のための勉強を始めたということだから、一気に君子と一般人との距離が空いた気分だった。

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2023年12月21日

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