【感想・ネタバレ】威風堂々(上)-幕末佐賀風雲録のレビュー

あらすじ

天保九年(一八三八)二月一六日。九州の佐賀城下にひとりの男子が誕生した。幼名を八太郎。後の大隈重信である。名君と謳われた佐賀藩主鍋島直正(閑叟)に、その才能を見いだされ、同じく熱い志を持つ仲間たちと、激動の幕末へ乗り出した若き重信。西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、岩崎弥太郎をはじめ錚々たる志士たちと巡り会い、佐賀の、そして日本の未来のために奔走する! 近代国家・日本の礎を築いた偉人の生涯を描く!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

志士の時代、九州にも義祭同盟という将軍藩主より
天皇に忠誠を誓うグループが出来た(賢人会?)
大隈重信も脱藩をして大政奉還を将軍に伝えんとす
るが秘策を土佐に漏らし功を奪われる(史実は不明)
なお本作では薩長同盟の意義が正確に語られている
と思うが、薩摩藩士としての亀山社中と描いてない
(通説はまだ健在?)
四賢公と言われた閑叟だがギリギリまで幕府を支え
たのに薩長土肥として存在感を示したのは日本最大
の武器生産国だったためである
中立とは敵に回したくないだけの存在(軍事力)を
もって初めて可能になる(現代にも通じる真理)
そして、新政府に加わった大隈重信の強みは英語と
西洋人の考え方・合理性や法律をフルベッキなどか
ら学び、それを論理的に使いこなした所にあり、万
能的に仕事をこなす事で認められていった
(実は下巻を先に読んでいる)後半に続く(´・ω・`)

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2022年05月06日

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