あらすじ
事業進化、競争力アップのための「新たな武器」を手に入れる!
ビジネスと人権、サステナブルファイナンス、経済安保、事業再生、ガバナンス……
目まぐるしく変わるルールの現在地とその先をわかりやすく解説。
◆ルールを「守る」対象ではなく、「ビジネスの種」として考える
新しいテクノロジーが次々生まれビジネスの世界を変えるのと同じく、いま、新しいルールが次々つくられ、経済社会に大きく影響し始めている。それらの順守は当たり前だが、一歩先んじて、新しいルールをいち早く理解し活用することが、ビジネスの成功には不可欠の時代となった。ルールは、単に守る対象から、企業の成長、競争のための道具・武器に変わりつつあるのだ。
◆経験豊富な専門家軍団がルールの先を読み、アドバイス
本書は、日本を代表するローファームの経験豊富な専門家たちが、ビジネスの現場に欠かせない法的な課題の最新状況をフォローし先読みができるように、ホットイシューとしてのトピックスを含む12のテーマから、重要な法令・ソフトローの現在と今後予想される新たな動き、その影響、横展開について、(1)大まかな流れとその背景、(2)直近のルール変更、(3)ルール変更の活用、(4)中長期のルール変更の見通し、(5)中長期のルール変更の活用――の5つの視点から、図解も多用しわかりやすく説明するもの。競合に差をつけ競争を勝ち抜くための「ビジネス法の知識」という武器を身につけることができる一冊。
感情タグBEST3
匿名
薄く広く
最新の法的なトピックについて、薄く広く言及されてる本です。
この中から興味が出た分野を勉強したり、法務担当者とかが危機感を深めるきっかけにはなるかも。
この本のみで実務に使えるという種類の本ではない。
Posted by ブクログ
自由貿易
米中貿易対立 例外措置の拡大
米国法の域外適用 ↔ 中国 反外国制裁法 →板挟みの日本企業
EUデファクトのESG →日本の対応遅れ
HRD Human Resource Development 個々の人材開発
人材をコスト(小がよい)ではなく資源(大が良い)として活用
ESG投資 EU タクソノミーのルール化
サイバーセキュリティ基本法 義務へ
ソサエティ5.0 2016年 日本 ビッグテックGAFAMへの規制
包括的データ戦略 「新たな価値を創出」 2021年6月 日本政府
①インフラ ②データ ③連携基盤 ④利活用 ⑤ルール
アジャイル ガバナンス 「Governance Innovation」GI報告書 2021年 日本政府
①マルチステークホルダー・アプローチ
1.サイバー企業の分散型ガバナンス
2. 政府はインフラ構築とガイドライン制定
3. コミュニティと個人=評価者
②アジャイルガバナンスサイクル
1. 従来のPDCA
2. 同時に ゴール設定の継続的再検討
3. 透明性・アカウンタビリティ
規制のサンドボックス
共同規制: 手法は企業の情報開示に委ね 結果は当局が事後評価