【感想・ネタバレ】今日からは、愛のひとのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初読み終えたときは、子供の頃、数回味わったあの感覚が蘇ってきた。

相手に殴りかかって行って・・・。

衝撃で目をあけると、目の前、数センチに地面がある。

ああ・・・

グイッと、現実に戻される、今、目覚めたような孤独の感触。

怒りの恍惚から冷めて、ケンカが滅法弱く、そのくせ気が短い自分、に思い至る。

そのときの感触とこの本の読後感がそっくりだった。

二度目の今回は、あらすじも覚えているので、ラストに囚われず、じっくり読み込むことができた。

「本日、サービスデー」から繋がっているんだ、ということ。

取り返しのつかない人生の過ちを犯さない、犯させないために・・・。

それでも、どうしようもない選択肢の中で犯してしまったときは・・・。

読み終えて、決して楽しい作品ではないし、文学作品でもないので、事象の描写は表面的かもしれない。

でも・・・。

この作品を単なるSF・娯楽小説の範疇に留め置くのは勿体無いと思う。それだけの深さがある。傑作。

また、読み返すと思う。

【あらすじ(最初だけ)】
宿なしの幸慈が薄暗い街を歩いているとき、変わったカツアゲ現場に遭遇した。
スタイル抜群の女が、若い無抵抗な男に膝蹴りを入れ、小銭を巻き上げていたのだ。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もっと楽しい話かと思ったが・・・・・最後にズシーーんとくるねぇ~

人に話せない過去は誰だってあるが一つ屋根の下で暮らす男5人全員が新聞に出るほどの凶悪犯、女1人は被害者・・。
誰もが生まれた時から「凶悪犯」になることはなくどの道でそれたのか、
誰もが「愛」を知らずに大人になった6人

一つ屋根の下で暮らしそれぞれが心の穴を埋め、かけがえのない存在になったときには「消える」という現象を目のあたりに

今日からは愛のひと・・・言ってはいけない言葉

この話は凶悪犯に焦点を当てた話ですねぇ~

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2020年02月10日

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