あらすじ
敗戦国の王女としてガイラルディア王国の王太子と政略結婚し、第二妃として嫁ぐことになった、フィリス。冷血だと噂の王太子は、いきなりフィリスに「形だけの結婚だ」と宣言してきた! どうやら彼はフィリスのことが嫌いらしい。さらに侍女たちからも虐げられ、落ち込むフィリス。誰も味方のいない辛い生活のなかで、全てを諦めていたのだけれど……そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、フィリスを毛嫌いしているはずの王太子で――。冷酷王太子が豹変して、なぜか溺愛されてます!? ツンデレ王太子と孤独な王女のじれ甘ラブファンタジー、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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たのしかった!
初ノベル購入作品です!読んでからもう一度戻ると、最初の頃のヒーローの態度や色々なことが気付けて良かったです。ヒロインの聖女として戦う場面も面白かったです。最後は二人共、好き同士でパッピーエンドでいいのですが、もう少しだけ子供ができてからの描写があれば更に幸せになれたかな。でも納得のお買物でした!
溺愛感が薄い
ヒーローは婚約者がいて国同士の政略結婚でヒロインを第二妃にする話が進んでいたのですが、ヒロインに想い人がいると思い当初そっけない態度をとっていました。色々あってヒーローも婚約破棄しヒロインを妃とすることになり収まるところに収まりました。ただ話が無駄に長いです。全三章からなりますが、一章はヒーローとヒロインとヒーローの婚約者のゴタゴタ。二章はヒーローとヒロインの歩み寄り。三章は結婚までとその後溺愛されました、と締めくくり。読んでいて思ったのですがそこまで溺愛感はなかったです。色恋のゴタゴタのほうが長いし強かったです。そこがタイトルからすると期待外れでした。恋愛のゴタゴタを楽しみたい方には向いていると思います。