【感想・ネタバレ】人間と宗教あるいは日本人の心の基軸のレビュー

あらすじ

極端なまでに政治権力と一体化した国家神道の時代への反動から,物質的繁栄を最優先し,「宗教なき社会」を築いた戦後日本.しかし二〇世紀型の工業生産力モデルは力を失い,コロナ禍の下,日本の埋没は顕著だ.「日本人の精神性とは何か」,イラン革命の衝撃,現代のバベルの塔たる米国,世界を歩いてきた経済人がいま問い返す.

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Posted by ブクログ

日本における宗教史の大きな流れを感じることができた。
宗教性が希薄となった戦後の日本において、道徳や倫理を培っているものが何なのか知りたいと思った。

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

世界の4つの宗教(キリスト教、イスラム教、仏教、儒教)を概説し、その中で神道を含めた日本の宗教、心の在り方を語ります。
著者は宗教の研究者ではないので、ご自身が学んだぎゅっと凝縮された1冊。ブックガイドとしても利用可能。
個人的には、「神道」が整理できたのが一番の収穫。
手元に置いて、宗教について知りたくなったときに取り出して読みなおすと理解が深まると感じた。

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2023年03月25日

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