【感想・ネタバレ】真珠湾攻撃隊総隊長 渕田美津雄の戦争と平和(電子復刻版)のレビュー

あらすじ

昭和十六年九月、渕田美津雄は第一航空艦隊全飛行機隊の総指揮をとるよう命じられた。彼に与えられた密命は、来るべき真珠湾攻撃の際の空中部隊総指揮官という大役であった――。かつて教育勅語の「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」の一節に感銘した少年が、戦後は聖書の「父よ彼らを赦したまえ、そのなすところを知らざればなり」の言葉に覚醒し、伝道師として再出発する。(『渕田美津雄中佐の生涯』改題)

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Posted by ブクログ

読んだきっかけ:100円で買った。

かかった時間:3/28-4/13(17日くらい)

あらすじ:昭和十六年九月、渕田美津雄は第一航空艦隊全飛行機隊の総指揮をとるよう命じられた。彼に与えられた密命は、来るべき真珠湾攻撃の際の空中部隊総指揮官という大役であった…。
かつて教育勅語の「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」の一節に感銘した少年が、戦後は聖書の「父よ彼らを赦したまえ、そのなすところをしらざればなり」の言葉に覚醒し、伝道師として再出発する(裏表紙より)

感想: 生出寿氏の戦争モノ、「反戦大将井上成美」についで2冊目。この方の作品は小説というよりドキュメンタリーに近い感じ。そのためすごく面白い!ということもあまりないですが、知る喜びは強く感じます。
最近の大河ドラマのように、主役を無理やりいい奴にすることもなく、いい面、悪い面を出来る限り客観的に描いてくれてます。
山本五十六も戦前は反戦の面が大きく「戦争を止めようと努力した数少ない軍人」ですが、実際に戦争が始まるといろいろと疑問符がつくような采配で連合艦隊を振り回し戦局を悪化させた面も大いにあるようです。
勉強になりました。

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2013年03月31日

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