【感想・ネタバレ】「旧制第一中学」の面目 全国47高校を秘蔵データで読むのレビュー

あらすじ

伝統とプライドに根拠はあるか

「一中」と聞いてピンとこない人も、例えば東京なら日比谷、埼玉なら浦和、大阪なら北野と言えば、ある種のオーラを感じるだろう。明治以来、これらの「第一中学」は不動の地位とブランド力を誇っていた。――今はどうだろう? 相変わらず"最強"の浦和、"復活"著しい日比谷と北野に加えて、安積、桐蔭、藤島、修猷館、鶴丸と、日本各地には伝統を誇る「旧制一中」47校が割拠している。その誕生と改名の裏にある知られざるエピソードと150年にわたる歴史、県下の二中・三中・高等女学校との関係、そして最新の教育事情と進学実績までを網羅した強力な高校本。第一人者が四半世紀にわたるデータ蒐集の成果を惜しみなく注ぎ込んだ力作!

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Posted by ブクログ

各道府県に置かれた旧制一中、エリート養成機関として名門中の名門。今でもその後継を名乗る高校がある。東大合格者数の推移ほか各校を徹底分析。

府立一中は都立日比谷高校、同じような名門校。都立高の群制度を契機とした都立高の衰退もあったが今は復権している。

群馬県のマエタカとタカタカのようなライバル校、旧藩校の流れを組む修猷館や興譲館など

多くのエピソードで描かれた高校の歴史。

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2022年04月17日

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