【感想・ネタバレ】絶縁家族 終焉のときのレビュー

あらすじ

親子ほど不可解で答えのない関係はない!

2021年5月6日、NHK「クローズアップ現代+」が、家族問題をテーマにした「親を棄ててもいいですか?~虐待と束縛を越えて~」を放送し、SNS上で大きな反響を呼んだ。これは、家族関係に悩み、絶縁状態に苦しんでいる人がいかに多いかを示すものだった。

親子愛・家族愛信仰が強固な日本では、親子の縁は容易く切れるものではない。親からの虐待、ネグレクト、過干渉や束縛に悩んできた40代、50代の人が老いた親から解放されたくても、親も社会も子が親の面倒をみるのは当然と考えている。

問題を抱えた家族とその葬送について7年にわたり取材を重ねてきた著者が、“絶縁家族”の実態と、絶縁状態のまま家族の死を迎えた人の苦悩を浮き彫りにするノンフィクション。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの副題をみて、最後には親子だから分かりあえるって話かなとパラパラページをめくったら違った。親がどこまでも子供の人生を否定したり、壊したりって、オマエ親だろ、何やってんだバカヤロー!って感じでした。しまいに著者のストーリーまで来たら、え?子どもをめでたく授かったら親が呪う?この本を書けた著者の力に敬服すると共に、何故書いたのか考えた。これは復讐じゃない。これから良い人生を送って欲しい人々に同じような事が起こらない為の祈りだ!

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2022年01月07日

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