あらすじ
本書は、小社より2013年に刊行された『うまくいっている人の考え方 完全版』の花柄カバー版。
18年間読まれつづけて累計100万部突破!
人生がうまくいっている人の特徴は「自尊心」が高いことだと著者はいう。
自尊心とは、自分を大切にしようとする心だ。
自尊心のある人は常に自信に満ちあふれ、失敗やまちがいを犯しても、
それを前向きにとらえて次のステップの土台にする心の余裕がある。
人生のほとんどすべての局面に自尊心は大きな影響を与えることになる。
本書で著者は自尊心を高める方法を100項目紹介している。
これを読めば、自信を身につけ、素晴らしい人間関係を築き、毎日が楽しく過ごせるはずだ。
どこから読んでもいい。そして、できることから実践しよう。
あなたはもう、うまくいっている!
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Posted by ブクログ
完璧主義者は幸せな人ではない。絶えずミスを探し求め、いつもミスを発見する ※最悪なのは、何事も完璧にこなす能力を自分の人間としての価値と同一視することである。このために、完璧主義者は自分を一級の人間だとはなかなか思えなくなっている
Posted by ブクログ
印象に残ったポイント。
・自分の気分に責任を持つ
→自分がどれだけ幸せかは、自分の人生観次第。幸せは自分で生み出す。
・自分の人生に責任を持てば、人生を自由に創造できる
→自分の身にふりかかる出来事のほとんどは、運命や神様、他人のせいではなく、自身のとった行動、行動しなかったことに原因がある。
・自分は幸せになれる、最高の人生を送る資格のある人間だと信じる
→自尊心の度合いによって人間関係や状況を引き込むので、自尊心を高めることに集中する
・自分は今のままで完全に価値がある
→タラレバの考えは、今の自分を否定していることになる。自分は常に進歩していて、現時点でのベストを尽くしている。将来、今より向上すれば、その時点でのベストを尽くせばいい。今がすでに幸せである
・自分をけなさない
→自分を責めたりけなす人なんて世の中に沢山いる。自分まで自分のことを責める必要はない。自分にプラスの言葉をかければ自尊心は高まる
・他人からの評価は気にしない。マイナスの評価はかなり差し引いて考える
→人は自分基準で物事を判断する。他人が自分のことを完全に理解できるはずがない
・他人に高く評価される必要はない。自分で自分を高く評価するのが1番である
・人から好かれるために自分を変える必要はない
→誰からも好かれることは不可能だし、その必要もない
・自分のどんなところも、他人との優劣を決める基準にはならない
→外見、所有物、行動、性別、収入など、人間の価値を決定する絶対的な基準はない
・他人に期待しない
→個人は周囲の環境や人生経験の組み合わせにより形成される。意外な行動をとられても悲しんだりイライラする必要はない
・他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する
→相手への過去の執着はマイナスのエネルギーを生み、心身に影響を及ぼす
・建設的な批判はしっかり聞いて自分の向上に役立てる
→自尊心が十分であれば、批判に耳を傾け、身構えたり反論せず、感謝することができる
・間違いを犯した時は、洞察を深める絶好のチャンス