【感想・ネタバレ】余命99日の僕が、死の見える君と出会った話のレビュー

あらすじ

人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えるという特殊な能力を持つ高校生の新太。ある時新太は自分の頭上と、文芸部の幼なじみで親友の和也の上にも同じ数字を見てしまう。そんな時、文芸部に黒瀬舞という少女が入部してくる。ふとしたきっかけで新太は、黒瀬もまた死期の近い人が分かることに気づく。ひたむきに命を救おうとする黒瀬に、諦観していた新太も徐々に感化され、和也を助け、自分も生きようとするが…

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

よめぼくシリーズの2作目。
私が3番目に読んだ本です。
最後、新太が、生きようと決断して、考えを改め、前を向いたのが良かったです。
それから、前作の登場人物の春奈と三浦さんが出てきたときは、嬉しい気持ちもあったけど、結末を知っているので切ない気持ちになりました。

0
2024年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生の新太は
余命が99日になると数字が見える。

余命が99日以内であれば
具体的な数字として頭上に見えるって
それが大切な人であればある程苦しそう。

そんな時に新太は
自分自身と親友の余命が見えてしまった。

どうにか助けたいと思っても
分かるのは余命が尽きる日だけ。

だから
“どこで” “どのように” が分からなくて
助ける方法も分からないから
運命に身を任せるしかないと思ったんだと思うし
残された時間を大切にするためだと思っている。

でもそんな時に高校の文芸部で
死が近いと黒い靄が見えるという黒瀬舞に出会った。

舞は余命が見えることについて
新太とは違う考えを持っていて
運命から助けたいと強く思っていた。

そんな2人がもやもやしながらも
何人かの死を見届けながら
運命に抗おうとする姿は
絶望の淵から這い上がろうとしているみたいで
生きることに必死にならないとって
励まされたというか感動した。

最終的に2人の運命がどうなったのかは
小説を読んで確かめて欲しい。

0
2024年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よめぼくシリーズを全て読み終えました。シリーズの中で一番、主人公に頑張ってほしい!という応援の気持ちでいっぱいになった作品でした。運命を変えるというのは簡単な事じゃないけれど、勇気を出して行動を起こしてみるという主人公の強さに感動しました。

0
2023年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の寿命が99日を切ると見えてくる設定。他人親しい人で温度差はあるが自分まで見えるところが恐い。その時どうするかがどう生きるかにつながる。ボーイミーツガー要素もあってサクサク読めるが、内容は結構シビアなところもあり自分ならどうするかと考えさせられた。

0
2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生きる意味とは。

人のために生きると考える人、自分のために生きる人、よくわからない人、死ぬ前にきっとわかるから後悔のないように生きる人、いろんな意見が作品中でも飛び交っていました。

わたしも今考えてもなかなか答えは出てきません。
後悔のないように、と言うのは簡単だけど、死ぬその瞬間がいつになるかわからないからこそ、後悔のないように生きてみようと思いました。

0
2022年03月23日

「小説」ランキング