あらすじ
「人に振り回されてばかりなのは自分のせい」。自分を責めてしまう人は、そのまじめさ・誠実さを“きずな喪失症候群”の人間に利用されているのかもしれない。本書は、ずるい人間の犠牲になりがちな“燃えつき症候群”にならないために、危険なタイプの見分け方と対処法を伝授する。ゆがんだ人間関係を立て直す、目からウロコの幸福論。
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Posted by ブクログ
『フイット・テイカーの言うように、「人生が行き詰まったときには逆が正しい」のである。』『何度も言うが、「成功への秘訣はわからないが、失敗への秘訣はわかる。それはすべての人を喜ばそうとすることである」という格言は、心に銘記すべき』
などなど著者が心理学者や臨床学者や医療関係者ではないので(著者は社会学者)、やや偏重なところもあるんでしょうが断定口調が小気味良いです。
普通に生きてるとそこまで気を遣いたくない人々との付き合いも出てきますからね…
特に後半の怒涛の『これが!きずな喪失者だ!』の例が膨大で、どんだけ苦労してきたんや諦三さんや…という気持ちに。
読んでよかったです。
元々本が大嫌いだった私ですが、加藤先生の著書はこれで12.3冊目になります。
やはり読み出すと止まりませんでした。
自分が付き合うべき人間と、付き合うべきでない人間を見極めるという事の重要さ、見極め方、離れ方も書かれていました。
それによって自分の人生が大きく変わるという事。
《本文より》
動物的感覚が衰えていなければ「人間」が見える
〜〜中略 動物的な感覚が衰えている以上、まず間違いなく人生につまずく。
実例的な事もわかりやすく書かれています。