【感想・ネタバレ】祇園うちあけ話のレビュー

あらすじ

花見小路のしっとりとした佇まい、足早に行きかう舞妓や芸妓の艶姿……古い歴史と高い格式を持つ京の花街・祇園には、訪れた人を「ほっこり」「うっとり」させる不思議な魅力があるのです。本書は、祇園甲部最古参芸妓・小まめ姐さんと、元芸妓でクラブ「米(よね)」のママの“祇園の生き字引”2人が、この花街の魅力や仕組み、お約束事などを明かします。芸事の厳しい修業や一流の人を接客して身につけた“祇園の教訓”、気になるお茶屋遊びのマナー、理にかなった「一見さんお断り」の理由などと共に、祇園の意外な素顔がわかる本。

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Posted by ブクログ

私「祇園」が大好きで、憧れの世界です。

この本は、実際に舞子・芸子として活躍された方の実体験話。
舞子さん・芸子さんとしての彼女の人生、是非読んでみて下さい。

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2011年07月22日

Posted by ブクログ

キャリアウーマンでも、肝っ玉母ちゃんでもないけど、女として尊敬できる生き様の一つだと思いました。
そして、やっぱりうちは京都が好きや思いました。

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2012年07月09日

Posted by ブクログ

三宅小まめさんといえば祇園ではすごく有名なお姐さんです。八坂神社の門にも大きい堤燈がかかってます。
この本は小まめさんと森田 繁子さんが語り口調で自分たちの昔舞妓、芸妓だった時のお話をしてくれています。対談ではありません。
二人とも三代目の舞妓であって、祇園で生まれ祇園で育った正真正銘の祇園の女性なんですね。
ここ何年かの舞妓さんたちのことは自分で本を読んだりして知っていたのですが、やはり戦前、戦後となると色々違うんですねー。びっくりしたのは戦前は御茶屋さんにお客さんが泊まれたこと。しかも舞妓さんたちと雑魚寝をしていたそうで。びっくりしました。それに水揚げもあったんですね。あああびっくり。今はもちろん法律もうるさいしでそんなことはなくなってますが。まぁうちらから見たら不思議だと思われる世界も二人はそこで育ったのですから普通なわけで、何で何で不思議がるんだろうと言った所なんでしょう。
今と昔とでは舞妓さんの姿勢もやはり違うようで昔ほどちゃんと舞の稽古をしないとか、そういうことも言ってはりました。昔は舞妓もすごくいっぱいいたから売れるには舞がうまくないといけなかったけれど今は舞妓さんは数える程しかいはらへんからそんなにがんばらなくても売れる。まぁそういう事もあるんでしょうね。


厳しい世界で一生懸命生きてはって、やっぱりかっこいいなぁと思いました。ほんと女性のプロですよね。
やさしい京言葉もいい

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

●未読
◎「怪談実話系2」(MF文庫ダ・ヴィンチ)書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-2)
のp.76 【《祇園のホームバー》検索で発見:Googleブックにpdfあり。】

『「祇園」うちあけ話』p.147に《祇園のホームバー》の記述あり。
《〜著者がお店を開く時、ひいきにして下さっていた二人のお客様に資金を借りた。一人は無利子、もう一人は低利子で。著者は「利子のある方から返していこう」と思っていたが、「お母ちゃん」に『無利子の方から返すように』と嗜(たしな)められた。》



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2009年10月04日

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