あらすじ
「ことば」というのは「転変極まりない現象」であり、奥深くて曖昧で多様であることに、その本質と面白さはある……と著者。本書はおなじみリンボウ先生が、日本語にまつわるさまざまなエピソードを発掘・謎解き・新解釈し、縦横無尽に論じ尽くした一冊。一見へそまがりで偏屈な24編のエッセイを通して、「最近の若者の言葉遣いはなっていない」「ラ抜きは文法的に間違っている」といった規範意識にとらわれることなく、自分自身の「ことば」についてもっと自覚的であってほしいという大切なメッセージを伝える。
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Posted by ブクログ
大学で講義を受けているみたいな読書感がします。(ちょっぴりむつかしくて眠たくなるあたり・・)けれど読んで日本語の歴史と変遷や有名著名な文にそんな背景や解釈やエピソードがあったのかなどなど、たくさんの発見があってとても好印象な本でした。
Posted by ブクログ
「日本語へそまがり講義」常に変化していて曖昧で、決して一つの物差しでは捉えることができない日本語。一見へそまがりで偏屈な24編のエッセイを通して、「最近の若者の言葉遣いはなっていない」「ラ抜きは文法的に間違っている」といった規範意識にとらわれることなく、自分自身の「ことば」についてもっと自覚的であってほしいという大切なメッセージを伝える。