あらすじ
●「せっかく読んだ本の内容を忘れた!」がなくなる
読書に関する悩みで一番多いのは、「せっかく読んだ本の内容を忘れた」というものではないでしょうか?
ベストセラーの『忘れない読書術』『瞬読』など、読んだ本を忘れないためのメソッドを謳う本は多いものです。
本書では、紙1枚にまとめることで「読書を忘れない」ものにして、かつ、自分で使えるメソッドに落とし込む方法を紹介します。
ビジネス書や教養書を読む方すべてにおススメの1冊です。
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Posted by ブクログ
紙1枚にまとめる。本を読むことは読解すること。読解とは文中で繰り返されている内容を掴み取る。これが分かりやすく心に響きました。まとめる時も本から言葉を引き抜いていく作業が大事。
Posted by ブクログ
グラレコ(グラフィックレコーディング)の実践者におすすめ。いろいろな気付きが得られる。
筆者はトヨタ出身者。1枚ものの資料にまとめるというのがかの会社の社風である。この1枚ものにまとめることを読書に応用したのが本書である。
「ファスト&スロー」におけるシステム1、システム2についても言及している。筆者的はシステム2的に読むことをおすすめしている。他の本でもこの本は引用されることが多いのだが、システム2を使えというのは珍しい。
グラレコで立ち返るとかこうとする分野についてどう取り組むかということの参考になる。普段からその分野にふれておく、事前に勉強する。どちらでも良いがシステム2を使って知識体系を作っておく。そして、グラレコの本番でシステム1を使うというのが良いのだと思う。
本書ではこの部分だけでなく、いろいろと逆張りな点が示されている。実践が伴った知見ならではである。そういう意味では何度も読みたい。そう思った。
Posted by ブクログ
どうしても作者の話に耳を傾けがちだけども
自身がどのように本を読むかという事も考えさせられた。
本の学びを活かすためにも、3つのポイントに絞ってフレームワークを続けていく
Posted by ブクログ
準備するものは紙1枚と三色カラーボールペン。
目的意識を持って本を読む。本に書かれた文字をただそのまま受け入れるのではなく、自分の問いに対する答えを探しながら読書する。
ワークシートに書き込む事で、本を自分なりに解釈しながら読み進められるので、具体的な要約が出来上がって、後から見直した時にも役にたつ。
目的が達成されれば、最初から最後まで読む必要もないと作者も言っていますし、既定の時間内に何度も本を読むとか、理解出来ていなくてもとにかく何冊も読めとか、そういうやり方よりも、私は1冊に向き合えるこの読書法に共感を持てました。