あらすじ
●「せっかく読んだ本の内容を忘れた!」がなくなる
読書に関する悩みで一番多いのは、「せっかく読んだ本の内容を忘れた」というものではないでしょうか?
ベストセラーの『忘れない読書術』『瞬読』など、読んだ本を忘れないためのメソッドを謳う本は多いものです。
本書では、紙1枚にまとめることで「読書を忘れない」ものにして、かつ、自分で使えるメソッドに落とし込む方法を紹介します。
ビジネス書や教養書を読む方すべてにおススメの1冊です。
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Posted by ブクログ
読書のまとめ方やアウトプットに悩んでいたときにこの本に出会いました!
以下、この本で学んだ型を実践した感想記載いたします。
目的: 読書を"読んで満足"から"血肉にする"方法を学ぶ
Q. 読書をInputで終わらせず、outputへ繋げるには?
A. 目的意識 + スロー思考で知識へと変換し、3つの自分の言葉/ポイントにすることで他者貢献を行う
僕が考える3つのポイント:
・目的意識を持って読む
・自分の言葉に変換する
・他者貢献であることを忘れない
感想:
本書紹介の型は実践しやすく、実際に試してみて非常に効果的であることも実感できた学びの多いビジネス書でした!
今後も、この型を使用し読書をまとめていこうと考えております。
構成が良く考えられており、最後の方はちょっとしたどんでん返しのような、"そもそもなぜ読書の学びを活かしたいんだっけ?"という本質に気付かせてもらえたことに感謝です!
Posted by ブクログ
紙1枚にまとめる。本を読むことは読解すること。読解とは文中で繰り返されている内容を掴み取る。これが分かりやすく心に響きました。まとめる時も本から言葉を引き抜いていく作業が大事。
Posted by ブクログ
タイトルからは単なる読書まとめ術的なハウツー本だと思ってしまったが、その中身は選書、読解、他者やキャリアとの関係性等、著者のメッセージがふんだんに盛り込まれている一冊だった。
随所に「なぜ本書はこのような構成としたか?」という読書体験の設計思想も書かれており、読者のことを非常によく考えている著者の思いの強さも感じ取った。
Posted by ブクログ
特別な本。魔法の読書法なんてない、というフレーズに癒されることになります。ただただ考え抜いてなにかに貢献することに尽きる。自分が成長できたら、それはもう名著だというスタンス、価値観がかわりました。作者が悩んでこられたこと、本に助けられてき体験でかかれた本です。誠実です。
Posted by ブクログ
グラレコ(グラフィックレコーディング)の実践者におすすめ。いろいろな気付きが得られる。
筆者はトヨタ出身者。1枚ものの資料にまとめるというのがかの会社の社風である。この1枚ものにまとめることを読書に応用したのが本書である。
「ファスト&スロー」におけるシステム1、システム2についても言及している。筆者的はシステム2的に読むことをおすすめしている。他の本でもこの本は引用されることが多いのだが、システム2を使えというのは珍しい。
グラレコで立ち返るとかこうとする分野についてどう取り組むかということの参考になる。普段からその分野にふれておく、事前に勉強する。どちらでも良いがシステム2を使って知識体系を作っておく。そして、グラレコの本番でシステム1を使うというのが良いのだと思う。
本書ではこの部分だけでなく、いろいろと逆張りな点が示されている。実践が伴った知見ならではである。そういう意味では何度も読みたい。そう思った。
Posted by ブクログ
ただ鵜呑みにする受身の読書から、能動的に自分ための読書法を学べる。
紙一枚のフォーマットを活用するだけで頭に残る自分ならではの読書体験ができる。
左半分に気になった内容の一言メモ。
右側に自分なりの疑問と本書で解答してくれた答えを書く。
その下に、what(具体的にどうゆうことか)why(なぜそう言えるか)how(で、何をするか)を最大3つずつ書くだけだ。
と、書いて、深い読書体験をするためには、自分なりの疑問をどう設定するかが重要で、案外難しいということ。クリティカルシンキング的に言うとイシュー の設定という基本にして奥義と呼ばれる技術がここに詰まっている。
そもそも、自分なりの疑問に答えられない本は読む必要がないし、疑問にさえ答えてくれれば良いので全てを読む必要もない。
クリシンを鍛えつつ、自分だけの読書体験をしよう。そんかモチベーションが高まる良書。
Posted by ブクログ
これまで様々な読書本やノート術に関するものを見てきたが、本書が一番自分にしっくりきた。
これまでの読書が活かされたと感じることは殆どなく、書き留めた読書ノートも振り返ることなくただ書く事が目的化していた。
これまでの読書が身についてこなかったのはなぜか。(内容を憶えていない、実際に活かせないのは?)
作者中心の受動的な読書に終始し、気になるフレーズも自分の言葉へ変換をせず、アウトプットしてこなかったことが要因との考えに行き着いた。
読書を活かすには何が必要か。
制約を設けたスロー思考、得た知識を行動に移せるレベルの動作への変換、他者を尊重する心の構えと他者貢献。
これらが読書を活かすことになるのはなぜか。
制約がじっくり考える時間を作る、読者中心の能動的な読書観構築、他者への理解のために考えに深みが出る。
今後の読書にどのように活かすか。
スロー思考とシステム2、「紙1枚」読書のフォーマットの実践、自分中心の読み方や課題を持って他者の理解と比較する。
Posted by ブクログ
紙1枚に本の内容をまとめるというのは一見乱暴に思えるが、本の内容の大半を忘却しているという現実からみたら、至極合理的といえる。
ただしすべての本をこのやり方で処理するのではいけなく(著者もそれでいいとは思っていないだろうが)、読書にも強弱が必要である。
あと、選書が私の趣向と近いのが個人的には良かった。
Posted by ブクログ
実用書や新書の本の内容が覚えられない!読書メモってどうしよう!と思っていて手に取った本。
トヨタで培われた「要点をうまくまとめる」方法として、キーワード抽出→一つのQAとそのAに対しての理由にまとめるといい、というのはシンプルでよかった。
「本をまとめる」だけでなく、選書や読書法についても記述があった。本は読者が自己本位的に、「欲しい答えをください」の読み方をしてオッケーというのはなるほどと思うと同時にあまりに割り切りすぎると危険かもなーと思った。
また、章ごとに関連するおすすめ書籍も紹介されており、有名ながらに魅力的な本の紹介もされててよかった。
Posted by ブクログ
本は日頃からたくさん読むけれど、自分の選書法にあまり意識を向けたことがなかったことに気づいた。
選書の仕方を言語化することで、人に選書法を聞かれた時に伝えやすくなるし、自分の選書の傾向を捉えて変化を生み出しやすい。
セレクトの本質は
「古典」
「知見(未知/既知/無知)」
「御縁」
Posted by ブクログ
読書をしたらアウトプットを、とノートに書き続けているがそれよりもっと効率よくまとめたいと思い早速実践。
思った以上に奥が深く、読書のスタイルにもいくつか型があるとのことで、まだまだ入門編。
何冊かやってみて、まとめたつもりが思ったより頭に残っていないので、どうやらファスト思考寄りの読書・まとめをしていたのかもしれない…
ただ、まとめた紙一枚をざっと見返すと記憶が強化された気がするし、改めて達成感を感じられてとても良い。
今後続けるには、まとめることを考えすぎて深く読むことを疎かにしないよう気をつけたい。
Posted by ブクログ
すごく勉強になりました。本が薄いですが、内容が結構厚いと思っています。一言でまとめれば、本当に本質をつかむと考えるようになりました。
そして、2w1hとういフレームワークが使いやすくて、シンプルで本質を突き止めます。
また、「動詞」を「動作レベル」へのシステム変換もわかるようになりました。学んだ知識を活用したいなら、知識を満足するだけではなく、知識を身につけて行動しましょう。
Posted by ブクログ
本を読んだことに満足し、内容を実生活に活かせていない。これを解決するためにこの本を手に取った。
この処方箋は筆者が開発した「紙一枚のフォーマット」に従ってまとめていくことである。そうすることで、深く考える機会を持ち、デジタルに代表される「ファスト思考」を脱却し、「スロー思考」を鍛えることができる。
大事な事は本の中身を見る前に、自身の読む目的を明確にする事である。何が知りたいのか(what)、それを知りたいのはなぜなのか(why)、どのように活用するか(how)。
無理にフォーマットにこだわる必要はないと思っている。
Posted by ブクログ
A4用紙1枚のテンプレートにまとめて記録すること、読む動機を記入することで目的意識をもって読書できる点がよかったです。記入するメモ欄が小さく限られているので、短い言葉でまとめるトレーニングにもなります。
Posted by ブクログ
どうしても作者の話に耳を傾けがちだけども
自身がどのように本を読むかという事も考えさせられた。
本の学びを活かすためにも、3つのポイントに絞ってフレームワークを続けていく
Posted by ブクログ
「本を読んでもどんな本だったかうまく説明ができない」「学びがつながってくる感覚が得られない」など、まさに自分のことだと思った。
紙1枚の読書法を実践してみると、何を学んだのかが頭の中で明確になる。これは「問いを立て」「解答し」「解答をさらに掘り下げる」という作業が、思考を深めてくれるからなのだと思う。
問いを立てることってこんなにパワーがあるのだと実感した。
紙1枚で済むので、読書記録を作るハードルが一気に下がるし、にもかかわらず効果は抜群なので、読んでも何も残らないという人には是非お勧めしたい。作れば必ず何かが残るから。
Posted by ブクログ
紙一枚にまとめて、実生活に活かす読書をしていこうと主張されています。
目的を明確にして、その解決のために本を読む。
この方法を知って、「早く本を読みたい」という気持ちになりました。
しかし、当然ではありますが、すべての読書に最適な方法ではありません。ゆるやかに読書することを否定されるような、微妙な感覚を覚える瞬間がいくつかありました。私個人は、目的のない読書からたくさんの学びを得てきた経験があるからです。
ビジネス書を読む際には実践します。
新たな読み方を示してくれて感謝。
Posted by ブクログ
「紙一枚」法は思考を整理するために良い方法で、私もタスク管理に日常使用していました。
もちろん読書にも有効で、ためしにやってみたら時間はかかるし紙一だけじゃ足りない場合もあるけど「深く読書した感」もあるし、「問い」を立てる練習にもなるのでとても良いと思います。
本書では本文に関係した浅田先生のおすすめ書籍も掲載されているので、読書好きは一度読んでみるといいと思います。
それにしても帯に斉藤先生の写真が載ってるけど、なぜ?浅田先生顔出しNGなのかな。
Posted by ブクログ
せっかく読書しても、覚えていないことが多かったので、この読書法を試したいと思いました。
この読書法には、色々な型がありましたが、私は、パーパス・リクエストという方法を実践してみようと思います。
Posted by ブクログ
準備するものは紙1枚と三色カラーボールペン。
目的意識を持って本を読む。本に書かれた文字をただそのまま受け入れるのではなく、自分の問いに対する答えを探しながら読書する。
ワークシートに書き込む事で、本を自分なりに解釈しながら読み進められるので、具体的な要約が出来上がって、後から見直した時にも役にたつ。
目的が達成されれば、最初から最後まで読む必要もないと作者も言っていますし、既定の時間内に何度も本を読むとか、理解出来ていなくてもとにかく何冊も読めとか、そういうやり方よりも、私は1冊に向き合えるこの読書法に共感を持てました。
Posted by ブクログ
■ひとことで言うと?
紙1枚は人の為ならず
■キーポイント
- 紙1枚にまとめる意義?
- 理解:内容を深く理解する
- 実践:仕事・生活に活かす(自己成長・他者貢献)
- 飛躍:他者から認められ自信につながる
- 「文は人なり」
- 文章を元の人間に返す=著者の人物像をイメージできるほどに読み込む(Deep Dive)
- 「知識は他者との関係性の中で創造される」
- 繰り返すことの意義?
- 習慣化=本能=凝縮された思考(ハイキュー!!)
- 積み重ねによる自信の獲得
Posted by ブクログ
しばらく読書から遠ざかっており、読書習慣を再開するきっかけとして読んだ。
決まった形式の紙一枚にどのように書くかまで料理のレシピ本のように書いてあり、これをとっかかりとして自分自身の方法に昇華していくのが良さそう。逆に読書がすでに習慣化している人にはあまり薦められない本。
Posted by ブクログ
読み終わるのになかなか時間がかかってしまった。
早く読む方法とゆうより、思考力を深めるために『紙1枚』を作成するんだな、とゆう解釈。
紙1枚を作成することで、スロー思考、深く考える思考になり、忘れないし、自分の知識になるんだな、と。
そして、他の読書本でも言われていたが、読んだ本の内容を動作レベルに落とすことで仕事や人生に活かせる道筋が見えてくると。
ただ、数分で本を読んで、紙1枚にまとめるって、私には難しい気がする。紙1枚の作成の仕方もいろいろあるようだし。
読書をする上で、前半部分は肝に銘じておきたい。
あと、参考図書はいくつか気になったものもあったので、いずれ読もう。
Posted by ブクログ
書かれている通りに実践できたらなぁと思うけど、通勤電車で読みながら、家に帰ったらやろうとは中々思わないのが実情。いくつかいいインプットになった。
・スロー思考で考える事
・what why how
・動詞でなく動作に変換することで実践