【感想・ネタバレ】明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IIのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【マスター】
「世の中ってのは不公平なもんだ」

「人間は平等だなんて言われるけどな、俺はそうは思わない。世の中には、初めから人よりも多く持って生まれてくるやつがいるんだよ。なんていうかこう、神様にとくべつ愛されてるみたいなやつがさ。そういうやつには、並の人間は太刀打ちできない」

「だいたい、人間は平等でなきゃなんていうのはあくまでも、『チャレンジの機会だけは平等に与えられるべきだ』という意味であってさ。結果が平等であるはずはないんだ。結果はむしろ、不平等でなくちゃおかしいんだよ」

「でなけりゃ、競争に意味なんかなくなる。そうすると、努力の意味までなくなっちまう。」


マスターの、心をつかむ言葉でした。
俺にはつまり、「機会は誰にでもあるから安心しろ。でも、その機会を使うか、放棄するか、努力するか、努力しないか、そこが重要だ」と言ってくれている気がしました。


ちなみに、誰かと自分を「比較」される。
これほど嫌悪感を抱くものはないと思う自分に気づかされました。

やはり自分は弟なのだと。

でもこの気持ちは消えないけど、そのおかけで今の自分があるってことも事実みたいです。

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2012年01月17日

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ネタバレ

セカンドシーズン2作目、シリーズ12作目。
勝利とかれんの仲は良好だし、基本的に平和な巻。みんなゆっくりと少しずつ大人になっている。
マスターと由里子さんにおめでた。あれ?二人はもう結婚してたっけ?これからだっけ。
次作では勝利のまわりで何か波乱が起きそうな終わり方だった。

今回はかれんの元同僚で保健室の先生、桐島先生のサイドストーリー付き。かれんから見た勝利が本人の言葉になっていて良かった。矢崎くんも色々抱えていそうな人で、この二人のことも気になる。この辺りの人物は「もう一度デジャ・ヴ」という作品とリンクしているらしいから、読んでみたい。

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2021年03月29日

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ネタバレ

サイドストーリーは目線が変わり、面白かった。かれんという人がどれだけ魅力的なんだ、と改めて思ってしまった。いわゆる、老若男女誰からも好かれて、敵対するとしたら恋仇だけということか。マスターと由里子さんにこどもができたり周りに変化がある中2人の今後はどうなるのかやはり最後まできっちり見届けよう。

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2021年02月15日

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ネタバレ

世の中ってのは不公平なもんだ。人間は平等だなんて言われるけどな、世の中には、初めから人よりも多く持って生まれてくるやつがいるんだよ。神様にとくべつに愛されているみたいなやつがさ。人間が平等でなきゃなんていうのはあくまでも、「チャレンジの機会だけは平等に与えられるべきだ」という意味であってさ。結果が平等なんかであるはずはないんだ。結果はむしろ、不平等でなくっちゃおかしいんだよ。でなけりゃ、競争に意味なんかなくなる。そうすると、努力の意味までなくなっちまう。

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2020年02月07日

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いつのまに、彼女はここまで凛ときれいになったんだろう。久々にふたりで過ごす休日、(おとなの女)になったかれんに、愛しさが募る半面、焦りや不安を感じる勝利。ひとり東京に戻り、一緒にいられない理不尽さに悶々としているころ、大家の裕恵さんの義弟が帰国する。一方、喫茶店『風見鶏』のマスターの身辺もあわただしくなる。かれんの同僚だった桐島先生の視点で描くサイドストーリーも収録。

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今回はこれと言った波は無く、凪の海をのんびり見つめているような話だった。
ただ、最後に不動産屋の裕恵さんの義弟がオーストラリアから帰国した事。そして次回の波乱が予想されるような終わり方。(どうやら勝利は前歯一本を失うらしい)

挿入歌:Time after time Cyndie Lauper

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2014年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに会うかれんの美しさに、愛しさを感じると同時に、焦りなども覚える勝利。
相手の成長を嬉しく思う一方で、自分が置いていかれるのではないかと不安に思う気持ち。
親相手であれば、一般的には、自分の気持ちを受け止めてもらえるが、恋人だとそうはいかない。
勝利のように、親にあまり甘えてこなかった人が、恋人とどのような距離関係を形成していくのだろう。
興味深い。

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2013年01月17日

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