【感想・ネタバレ】プロジェクト・ヘイル・メアリー 上のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

めっっっっちゃおもしろかった!!!!
科学知識がなく、ふわーーと読んでる部分もあったけど、ストーリーラインが面白いから文系でも大丈夫!!
最後まで全くオチが読めなくて、ハラハラしっぱなしだった。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ーオーケイ、地球を救うミッションだって?

〈あらすじ〉
僕は突然目を覚ました。真っ白な部屋、裸の自分、生きている人間が誰もいない空間、自分が誰かも分からない。さて、この状況、この空間、一体なんなんだ。だけど分かることもある。そう、ここの重力はいつもと違う。なんということだ。ここは地球じゃないのか。オーケイ、さあ、何から始めよう。

〈感想〉
本当にめちゃくちゃ面白かったです。
SFこんなに面白いのか、、、。SF作品は映画ではよく見たりしていましたが、はじめて本で読んでみました。
初っ端から、重力だの質量だの計算式やら状況説明やら、結構難解です。
というか、これは物理選択してないと難しいのでは?と思う内容もたくさんあったのですが、それを超える展開の面白さ、、、。
最初が遅々としてしまう部分あって、読むのに時間はかかりましたが、最高にかっこよくて、最高にドラマチックで、最高に胸が熱くなります。
途中で出てくる相棒がとにかく最高です。
博士の「オーケイ」の口癖、うつっちゃいますし、相棒の「しあわせ!」もまた、うんうん!と頷きたくなります。
最後の展開もまた良いんですよね、、、。
とにかく壮大で、知的興奮が止まらなくて、ドキドキも止まらなくて、ほっこりまでしちゃえる作品です!

※上下巻同じ感想です。

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここ1.2年読んだ本の中で一番面白いです。ネタバレ一切なしで、とりあえず読んでみて欲しい!

下記は下巻含めたネタバレなので注意してください。



ここはどこ?私は誰?状態でほぼなにも思い出せない状況の主人公が、実験で宇宙にいることを理解するという序盤の展開からすぐに惹き込まれます。
実際に理解出来ているかは別として、実験の方法やその結果についてもかなり分かりやすく、専門用語はそこまで出てきません。翻訳も自然で読む上でノイズになるようなものを一切感じませんでした。

そして途中からまさかのバディものになるという衝撃!ロッキーが出てきたときは面白展開すぎて思わず笑ってしまいました。コミュニケーションの取り方も、だんだんPCの翻訳を見なくても言葉が分かっていく過程も良くて、2人のことがどんどん好きになってしまいます。
また、記憶を取り戻すことによって分かる過去の話も、主人公が超人過ぎないのが良い塩梅でした。人間たちもみんな魅力的です。

2人がどんな困難な状況になっても、どうやってここから解決するんだろう?とワクワクしてしまう、エンターテイメントとして楽しめる素晴らしい作品でした!

あと1番最後のシーンが良過ぎる。
主人公、良かったね...!

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2024年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「そうだ 宇宙、行こう。」
そう彼らが思ったのかは定かではないが、何故かアストロファージは宇宙に進出した。
ミトコンドリアを持つ彼らは当然、炭水化物を酸素で分解してエネルギーを得る。つまり酸素呼吸をしている。
炭水化物はどうやって摂取するか。彼らにはアインシュタイン先生が発見したe=mc2という伝家の宝刀がある。つまり光エネルギーを物質に変換できるわけで、光エネルギーから炭水化物を生成し、これを餌として、これまた光エネルギーから生成した酸素で分解して生存に必要なエネルギーを得ているわけだ。まったくもって過剰なシステムだ。(字面上は植物と同じように思えるが、植物が行っているのは二酸化炭素と水という材料を分解して炭水化物を合成しているのであり、概念が全く異なる)
光エネルギーを物質化できる謎器官を手に入れた時点で彼らの左団扇生活は保障されたはずで、わざわざ宇宙空間に進出しなくても大気圏内で十分生存・繁殖できたはずだ。
しかし、彼らは宇宙に出た。そして莫大なエネルギーを使って、あろうことが恒星-惑星間を行き来するというさらなるエネルギーの無駄遣いをする生物となってしまったわけだ。(この移動エネルギーはおそらく体内に蓄積した炭水化物をe=mc2で光エネルギーに変換して放出しているのであろう)
もっとも、その無駄な生物がいなかったらこの物語は始まらなかったわけだが。

物語の細かい設定に突っ込んでしまったが、上巻については物語自体は引き込まれる展開で非常に面白い。
記憶喪失という設定を上手く使って、科学的な考察で自分が宇宙にいるという結論にたどり着くくだりなどは極めて論理的で興味深い。むしろこれが書きたくて記憶喪失という設定にしたのであろう。
後半、異星人とのコミュニケーションがスムーズ過ぎないか?と思わせる面もあるが、バディ物とのことなので、この辺は早急にクリアしないといけなかったのだろう。
映画化されるとの事なので、どう映像化されるのか、楽しみにしたい。(冒頭、主人公真っ裸なんですけど)

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直、最初は場面転換も多く、ついていけなかったのですが宇宙空間でエリディアンのロッキーとの遭遇の描写から一気に面白さが加速。
完全に文系人間なので理学用語などは???になるところもありましたが、宇宙船にいるのが主人公(アメリカ人)、中国人船長、ロシア人クルーという設定も面白い。映画化予定とのことでこれまたたのしみ。

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

太陽の働きが指数関数的に弱まっていて、19年後には人類の半数が死んでしまうという状況。
主人公のグレース博士が宇宙船で目を覚ますところから始まる。記憶が曖昧な中、いろいろな手掛かりから記憶を思い出して行き、地球を救う使命を思い出すーーー。

太陽の働きが弱まったのは「アストロファージ」のせい。膨大なエネルギーをその内に蓄えるために光を吸収する。

観測可能な宇宙の中でアストロファージの影響を受けていない恒星があった。そこに10年強昏睡状態のまま主人公が送り込まれる。そして異星人と出会い一緒にアストロファージを研究し始める、というところが前編。

SFを久しぶりに読んでるけど、これはすごい話だと思う…。
よくこんなこと思いつくなと思うし科学的な論拠がとてもはっきりしてる。面白いです。後編も楽しみ。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

え、え、めっちゃ難しくない…?!
評価高いし手が止まらなかった!てあったけど難しくない…?!
コールドスリープから目覚めた主人公が、近い未来訪れる地球の氷河期を救うため片道切符で調査をする、っていうわくわくする内容だし、ロッキーとのコミュニケーションも夢見る内容だけどとにかく難しい…意味わからない単語が多すぎる…
でもなんとか上巻読みきったので下巻行きます。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

記憶を失い一人宇宙船の中で目覚めた男性が、だんだんと記憶を取り戻しながら地球のために調査をするなかで、遂に未知との遭遇を果たす
一番興味深かったのは、エリディアンとの会話を確率していくところかな。言語体系が全く異なるなか、どうやって意志疎通の取っ掛かりを掴むのかと思っていたが、確かに数というのはかなり普遍性の高い概念なのかも。SFはあまり得意ではないが、今のところパニックになるようなことも起きず、安心して読める

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2024年01月26日

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