あらすじ
他人を思い通りに操ろうとする人、それをマニピュレーターという。うわべはいい人である場合が多く、他人の不安や弱みを操ることに長けている。本書では具体例を挙げながら、その精神構造を分析し、見抜き方や対処法などについて解説する。
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Posted by ブクログ
こういう人、つまりマニピュレーターは職場などによく居るにもかかわらず、その人の心理や、こちらが取るべき対策については学校では教えてくれないし、職場のメンタルヘルス委員会も規則上あることになっているが、加害者が一見善人そのもので本性を隠しているので加害者の非を追及することは不可能で、決して被害者を助けてはくれない。こういった書籍を読んで、あらかじめ防御法を考えておくべきだ。
本書では、マニピュレーターが生まれる社会的な背景に言及されていることと、対処法が具体的にいくつも示されていることから、『他人を攻撃せずにはいられない人』では物足りなさを感じた人も読んで損はないと思う。
Posted by ブクログ
他人をコントロールするマニピュレーターとはどんな人が、どういう意図と方法で入り込んでくるのか。コントロールされた人をカウンセリングする中から、客観的に見て解説した内容。会社の上層部にいますねマニピュレーター。
Posted by ブクログ
多くの人に出会ってきたけどそれらしき人に出会った自覚がない。自己肯定感が高い方だと自認しているけど人生は波があるから落ちてる時マニピュレーターがいたら人生がさらに過酷になるだろうな。戦ったところで本人に良心の呵責がなく自己反省しない可能性が高いから戦わずに逃げる。
一番良いのは初手の段階でターゲットではないと相手に認識させることだろうな。実例もあることで想像しやすくて結構いるんだろうな…と危機感を感じることができた。