【感想・ネタバレ】おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 3巻のレビュー

サラリーマンの沖田誠は御年48歳のおっさん。
このおっさんにとって、職場での女性のお茶出しや金曜の飲み会は当たり前のコミュニケーションですし、
家庭では、自分が一家の大黒柱なんだからもっと丁寧に扱われるべきだと思っています。
この作品は、そんな頑固でデリカシーがないおっさんがゲイの好青年・大地くんとの出会いを通じて、長年かけて凝り固まったガチガチの固定観念をアップデートしていく物語です!

私はこの作品の中で、「性別ってのはパンツみたいだな」というおっさんのセリフがお気に入りです。

「下着なんて個人の自由で好きなものを穿けばいい。
何を穿いても誰の迷惑にもならないし、
そんなプライベートなことは他人に公表しなくていいはずだ。
性別も本来そうあっていいんじゃないだろうか。」

本当にその通りだと思います。
そして、それと同時に「私自身は周りの人の趣味嗜好に対して偏見をもっていないだろうか」「無意識に自分の常識にあてはめて誰かを傷つけてはいないだろうか」と考えさせられました。

多様性が声高に叫ばれる現代だからこそ、人とかかわる中で、その人にとっての価値観に触れ、考えを知っていくことで少しずつ認め合っていかなくてはいけません。
不器用ながらも懸命に他者を理解しようと励むおっさんの姿を、私たちも見習うべきなのでしょう。

あなたも作品を手に取って、おっさんと一緒に自分の価値観をアップデートしてみませんか?

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購入済み

考えさせられます

2024年01月21日

扱っているテーマは重めだと思いますが、読むとほのぼのします。
翔くんも学校行けて良かった。 野球部の長谷川君と友達になれて良かった!
大地くんは本当にいい人~

#ハッピー #ほのぼの #癒やされる

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