【感想・ネタバレ】昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワークのレビュー

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Posted by ブクログ

戦後まもなくから大阪で映画館の看板を手掛けている「不二工芸」が保存している自社が制作した映画絵看板の記録写真を取りまとめたもの。映画絵看板は劇場の公開作品に合わせて描き変えられ古いものは破棄されるものなので、このようなまとまった記録はとても貴重。看板絵師へのインタビュー記事やコラム記事など読み物も興味深い。
しかし、スバル座や東宝敷島に在りし日の姿が懐かしい。

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2021年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

基本的には当時の劇場に飾っていた映画絵看板の写真が見られる。基本モノクロである。
写真も非常に貴重でいわゆる『エモい』と表現されるような作品がたくさん閲覧できるが、何より当時のエピソードや書き方などが非常に興味深かった。『写真であってはいけない、絵看板でなくてはいけない』といったニュアンスのコメントを読み、完全なリアルではないが、リアルよりも何か感じるものがあるのは、絵看板の書き手が丹精込めて書き上げた一つの作品であり、そこに個人の意思や伝えたい意図があったのであろうと感じる。
また、絵看板は永遠に飾っておけるものでもなく、作品として永遠に残り続けない儚さも、人を惹きつける要因なのでは?と思った。

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2023年02月21日

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