あらすじ
およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社は、いま従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」に成長した。
類いまれなる経営手腕と行動力で、つねに実業界を牽引し続ける著者が23年ぶりに書き下ろした自著、ついに刊行!
【目次より】
◎とにかく一番を目指せ、と私が言い続ける理由
◎苦しみに飛び込んでこそ、人生の喜びがわかる
◎「できない」と思うより先に「できる」と百回となえよ
◎成功の条件は「頭のよさ」以外のところにある
◎ぎりぎりまで重ねた努力が運を引き寄せる
◎世の中を見る「鳥の眼」と「虫の眼」をもて
◎「現場・現物・現実」を見ることなく経営を語るな
◎グローバル社会で活躍できる人材を育てるために
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
仕事で成功を掴む為の著者の考え方がまとめられている。
個人的に心に残ったのは下記言葉。意識する事で成長に繋がる考え方や心に刺さる言葉がいくつもあった。
・血の滲むような努力を、続けてきた者だけが運を呼び寄せる
・闘争心を糧にして、見返してやろうと努力する者が成長する
・苦しみや苦境には飛び込むことで、その後の人生は大きく変わる
・失敗を多くすること
→学ぶのは失敗から
・どんな困難に直面しようとも、それを「自分ごと」として受け止めて、対処していく
→人は強さを身につけ、人間的にも成長する
→原因は自分にあると考えてみる
・社会や企業が求めているもの
→自らの力で課題を見つけ、解決の道筋を探り
それを実践する力
・仕事も人生も、
→「これだけは成し遂げるという"気概"を持って」日々生きていく
Posted by ブクログ
困難は必ず解決策を連れてくる。困難さんに飛び込んで、ポケットの中にある解決策を取り出す。
仕事ができる者は、食事が早く、声が大きく、早く出社するもの。採用基準にした。大声試験、早飯試験、試験会場に来た順に採用、など。
人生は運が7割、どう呼び込むか。
会社四季報を愛読書委する。
稲盛さんのアメーバ経営に対し、事業所経営。
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
夜2時間遅く仕事をする人より、朝30分早く会社に来る人を信用する。
仕事でたまったストレスは、仕事で成功することしか解消できない。ゴルフでは解消できない。
「足下悲観、将来楽観」
社員に年3回手紙を添える。褒める。600人を超えるまで続けた。
鳥の目と虫の目で見る。
大きな課題も千切りすれば必ずできる。大きな目標をできるだけ小さく刻んで、それを道標にする。
井戸掘り経営=水は必ずほり続ければ出る。
ケチはだめ、始末屋はOK。
自分ごと、になると人生が変わる。器が大きくなる。
どんな困難も自分ごととして受け取れば成長できる。
自燃型、他燃型、不燃型、せめて他燃型。不燃型が20%いると組織はつぶれる。自燃型は3%ほど。
鯉の群れにナマズを入れると必死に泳ぐようになる。
オムロンの立石さんや京セラの稲盛さんはトンガリ人材。
これからの日本は実力次第で羽ばたける。