【感想・ネタバレ】王妃になる条件のレビュー

あらすじ

シアトル、バンクーバー、そしてウィーン。彼はどこまで私を追いかけるつもり?パーティ会場にサルク国王の弟であるシーク・ザイドの姿を認め、心理学者のルーはあきれかえった。数日前から彼女は旧知のザイドにつきまとわれていた。早急に結婚する必要があり、相手を探してほしいというのだ。ルーは専門知識を生かしてときどき結婚の仲介もしているが、ザイドには傷つけられた過去があり、頼みを引き受ける気はなかった。しかし、根負けして話を聞いてみることにしたルーは、結婚の成否が一国の存亡にかかわると知って動揺した。■好評をいただいたミニシリーズ『熱きシークたち』の関連作です。優雅な独身生活から一転して花嫁探しに追われることになったザイド。本物の恋は見つかるのでしょうか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。

過去の傷を持つ男女が出逢う時、激しい火花を散らす化学反応が起こる。果たして、その変化は二人に何をもたらすのか?

義侠心と優しさを併せ持つ砂漠の王子が「王妃」に選んだのは、亡き兄王の友人でもある、お堅い女学者であった。
次第に心を開いていったのはヒロイン・ルーだけではなく、ヒーローのシャリフも同じ。
巧みな筋運びに、息をもつかずに最後まで読み進められた。オススメの一冊である。

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2025年06月12日

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