【感想・ネタバレ】ボーイズ・オン・ザ・ラン 8巻のレビュー

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Posted by ブクログ

これは、作中でいちばんおもしろい巻かもしれぬ。田西くん、すごく頑張って戦っているよ。かっこわるくても、死にものぐるいでやっていると、かっこよく見えるときがある。感服しました。

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2012年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全身全霊で戦うハナと田西の姿が良かった!
安藤といつか戦うんでしょうか?
それにしても、まさかのちはるとの再会。。そして、最初の登場時よりも、さらに彼女の好感度が下がってしまいました。。あんな話し方する女子、いるかな~

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2014年05月14日

Posted by ブクログ

全十巻読んだ。この感想はボーイズ・オン・ザ・ラン全十巻を読み終えての感想です。

読んで僕が感じたこと。

人生には馬鹿みたいに腐るほど落とし穴があってそれは意図的であれ非意図的であれ人間が作り上げた穴だ。
その穴にほいほいと人は落ちていく。穴の中は真っ暗闇。絶望するにはおあつらえ向きな場所で落ちた穴の暗闇の濃さに比例して絶望の度合いも大きくなり、打ちひしがれ涙枯れるほどに泣き、ただただ泣くことにエネルギーを費やしていく。
泣きに泣き暗闇に目がなれた頃、ふと気がつけば穴の中に穴がある。暗く深い、でもどこか甘美な魅力をもっている、そんな穴だ。
穴の中で穴を見つけた人間がその後に取る行動は三つある。

落ちてきた穴から這い上がるべく上を目指す人。這い上がることもなくまた穴の中にある穴に落ちることもなくただ穴の中に留まる人。そして、穴の中の穴に身を落とす人。

この本に出てくる人間は見事にこのいずれかに振り分けることが出来る。
・・・。・・・できない人もいるかもしれない。でもそんなの気にしない!

這い上がることを選べる人間は強い人間だ。そして穴の中の穴に身をやつせる人間もやはり強い人間なのだと思う。問題はその場に留まる人間だ。この人間は弱い。何かを貫けるっていうのはやっぱ強くて、中途半端ってーのが弱さなんだと思うから。弱さを貫くことや中途半端を貫くことが確固たる信念だって胸張っていえるのならそれも強さなんだと思う。
穴の中の穴に落ちた人、留まることを選んだ人、両者共に意図的に表に歩く人間を落とすために穴を掘る。しかし前者の場合にはそれは奴の選んだ生き方からくる穴掘り作業であるのに対して、後者の場合は違う。それはどこか淀んだ穴掘り作業だ。
前者は暗闇の中であっても歩みを止めていないのに対して後者は留まり自分で歩こうとしていない。ひたすら体育座りでもしながら穴の中で助けをまったり一時的な感情で人を落とす穴をつくったりしている。

だけどこの穴の中に留まっている人は這い上がるか、はたまたさらに深い暗闇に行くか、二つの行動を選ぶことが出来るんだ。
だから。
やけに長くなっちゃったけど言いたかった事はただひとつなんだ。


ぐぁんばれ!ビッチの鑑!!


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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んでいてここまで激しく続きが気になるマンガは、久しくなかった。
主人公が一喜一憂して天国と地獄を行ったりきたりしながら、一歩先がまったく読めないジェットコースターのような展開が続く。

話しの流れとしてはかなり荒唐無稽なのだけれど、ところどころで、妙にリアルだ。特に現実味があるのがヒロインのちはるという子で、こういう思わせぶりな態度取ったり、こういうこと言う人いるよなあ、と思わせるシーンが随所にある。

絵がクセがあって、それが最初とっつきにくいものの、読んでいるうちにそれも一つの味だと感じられるようになってきた。
物語のベースになっているのは、ダメな主人公が困難を乗り越えていくという典型的なビルドゥングスロマンなのだけれど、ここまで様々な試練が起こると、心の中で応援せずにはいられない。
続きがとても待ち遠しい。

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2020年07月15日

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